"ウラツダ"(さぬき市)がアツい!古民家リノベカフェ&図書館ステイで新体験(香川)

ライブ5時 いまドキッ!

 やってきたのは、香川県東部のさぬき市にある「津田の松原」。

美しい白砂青松の景色が広がるこの場所の、知る人ぞ知るディープなエリア、通称「ウラツダ」に潜入してきました!



一見すると、細い路地に住宅が並ぶ静かな場所…なのですが、ここ数年、面白い変化が起きているんです!
 

■路地裏に隠れた異空間!レトロ雑貨と絶品朝食の「暮らし商店ごんべや」





ウラツダの路地を歩いていると、突如現れたのが、レトロな看板が目を引く「暮らし商店ごんべや」。

一見普通のカフェに見えますが、店内に入ると所狭しと並べられた古道具の数々に驚かされます!




昔懐かしい扇風機や黒電話、プッシュ式の電話まで!
まるでタイムスリップしたような空間です。



オーナーの山畠さんにお話を伺うと、昭和初期から昭和の終わり頃までの、暮らしの中で使われてきた古道具を扱っているとのこと。

そして、驚くことに、ここでは美味しい朝食もいただけるんです!



元々呉服店だった建物を改修したという「暮らし商店ごんべや」。
大阪出身の山畠さんが、この「ウラツダ」エリアの魅力に惹かれ、2年前に移住して始めたお店だそうです。

「暮らし商店 ごんべや」とは・・・
移住した山畠さんが2023年委にオープン。「古道具」と「朝ごはん」が専門のちょっと変わったお店です。





早速いただいたあさご飯は、地元食材をふんだんに使った、身体に優しい味わい。
肉厚なお味噌汁は、じんわりと身体に染み渡ります。

古道具に囲まれたレトロな空間でいただく朝食は、格別な時間です。
 

■漁師町からカルチャー発信地へ!




元々漁業で栄えた「ウラツダ」。

北海道まで鮭やマスを取りに行っていたという歴史もあるそうです。
そんな昔ながらの漁師町が、近年、新たな動きを見せているんです。

その中心となっているのが、山畠さんのような、移住してきた若い世代の挑戦者たち。
地元の方々も温かく彼らを迎え入れ、地域全体が活気づいているのを感じます。


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 ■驚きの連続!古民家をリノベした図書館に宿泊できる!?




次に訪れたのは、空き家となっていた遠洋漁業の船長さんの家を改装したという、全国的にも珍しい場所「うみの図書館」。

「うみの図書館」とは・・・
空き家となっていた遠洋漁業の船長宅を改装した、全国でも珍しい泊まれる図書館なんです。


民家をそのまま利用した、アットホームな雰囲気の図書館です。
これだけでも珍しいのですが、さらに驚くべきことに、この図書館には宿泊施設が併設されているんです!



築60年の古民家を改修したとは思えない、おしゃれな空間で、本を読みながらゆったりと過ごせるなんて、贅沢ですよね。
(取材日も予約で満室だったという人気ぶりです。)
日常を忘れてリラックスできそうです。

そして、この図書館はただの図書館ではありません。



古民家を改修し、海に関する本を集めた、ちょっと変わった図書館なんです。

本の貸し出しも行っており、なんと1人5冊まで2年間借りることができるそう!
(遠洋漁業に行っても大丈夫!)

これは、宿泊者だけでなく、地域の人々にとっても嬉しいサービスですね。

■移住者が続々!ウラツダが若者を惹きつける魅力とは?




ウラツダには、山畠さんのように県外から移住してきた若い世代が多く、新しいお店も続々とオープンしています。

◆2023年オープンの本格スパイスカレー専門店HAGI(埼玉からのUターン)



◆おしゃれな手作りパフェが楽しめるアイスクリーム店NICO



なぜ、こんなにも若い人々がウラツダに惹かれるのでしょうか?

それは美しい自然だけでなく、地域の人々の温かさがあるからだと、移住者の方々は語ります。
新しい風を積極的に受け入れ、共に地域を盛り上げようという空気 が、ウラツダには溢れているようです。

週末のお出かけ先に、「ウラツダ」を訪れてみませんか?
新しい発見と素敵な出会いが待っているはずです!

 

 

【動画で見る】

■前編

■後編