番組審議会

<第668回審議会概要>
■開催日時 平成30年4月11日(水)
■場所 山陽放送本社会議室
■議事の概要 紙上参加を含む8人の委員が出席して開かれ、引き続き谷一委員が委員長、日下委員が副委員長に選出された。
まず、局よりテレビ・ラジオの4月番組改編と、昨年10月から今年3月までのテレビ放送の番組種別についての報告が行われた。

番組批評は、山陽放送の自社制作番組について行われ、
テレビでは、
▽新番組「4時なま」の時間帯の繰り上げは、主婦層には見やすくなって成功ではないか。岡山・香川の最新情報を曜日ごとに多彩な企画で構成しており充実している。特にその日に取材する「撮って出し」コーナーの編集は大変だが、カメラワークのよさも手伝って、番組をより身近に感じさせる。「幸せレシピ」や「教えてプロの味」などは、飾り気のないところに好感が持てる。新人や若手の起用もうまくいっているのではないか。
▽「RSK地域スペシャル メッセージ」は、星野監督の追悼特集や高畑勲さんの岡山空襲特集の追悼再放送など、RSKならではの取材の積み重ねを感じさせる。これからも、地域にゆかりのある人物に焦点を当てたストーリー性のある番組に期待する。地元エリアの経済、医療、文化などのテーマを優れたカメラワークで毎回丁寧に取材している。放送番組だけでなく、データベースとしての活用もお願いしたい。
▽「RSKイブニングニュース」はキャスターが交代して、フレッシュで良い。エリアのニュース、話題などを多面的に捉える視点が良く、今日一日を振り返ることができる。瀬戸大橋30周年、インバウンド対策、サクラのシーズンなど、岡山・香川のタイムリーな話題をよく掘り起こしている。
▽「命を救う!その先へ…」(3/17放送)、「痛みと向き合う…」(3/24放送)などの医療番組は、高い取材編集能力で患者の日常にも寄り添い、映像のチカラを感じさせた。
▽サッカー中継などの番組では、専門用語的なものは初心者向けに分かり易く解説してほしい。

ラジオでは、
▽「表町LIVE! あも~れ!マッタリーノ」は、各パーソナリティーに特色があり、じっくり聴ける。表町商店街のサテライトスタジオからの生放送の特長を生かし、地域活性の意味からも今後期待している。
▽FMラジオ放送の開局はAM放送の補完的なものではあるが、音質も良く非常に良い。これからもFMを意識した番組制作や展開を期待している。

などの意見があった。