番組審議会

<第648回審議会概要>
■開催日時 平成28年4月13日(水)
■場所 山陽放送本社会議室
■議事の概要 4月13日(水)紙上参加を含む9人の委員が出席して開かれ、引き続き
谷一委員が委員長、古川委員が副委員長に選出された。
まず、局よりテレビ・ラジオの4月番組改編と、昨年10月から今年3月までのテレビ放送の番組種別についての報告が行われた。
番組批評については山陽放送の自社制作番組について行われ、

テレビでは、
▽「RSK地域スペシャル メッセージ」は、発達障害の女性の生き方や高齢者に視点を置くなど、全国にも通用するタイムリーな地域のテーマを毎回丹念に取り上げている。今後もこうした企画を継続してほしい。
▽「RSKイブニングニュース」は、岡山・香川のデイリーの様々なニュースをよく掘り起こしており、キャスターにも安定感がある。女性や子供を取り巻く問題をもっと積極的に取り上げてほしい。
▽「Voice愛(ラブ)」(4/6放送分)は、タクシー運転手にグルメスポットを聞くという着眼点が良かった。アナウンサーの動きや表情がすばらしく、食文化と地域情報をうまくからませている。料理や店舗の雰囲気を実にうまいカメラワークで紹介している。
▽「RSKイブニング5時」は、温かみのあるいい番組だ。エリアのことを視聴者へ伝えたいという熱い思いがうかがえ、地域とともにというテーマにぴったりの情報番組である。
▽「笑味ちゃん天気予報」は、旬の食材や季節の話題を織り交ぜて、個性豊かな気象情報を届けている。エリアの風土がぎゅっと凝縮されていて好感が持てる。

ラジオでは、
▽「河田兼良のMUSICエルドラド」は、アメリカンテイスト満載のファンにはたまらない音楽番組だ。曲にまつわるエピソードの紹介や解説も実に見事だ。
▽「~林原美術館presents~不思議なアートパラダイス」は、クラシック音楽、アート、歴史文化と幅広い分野をカバーするすぐれた番組で、地方局では珍しいアート系番組だ。ウエブの番組サイトで放送内容のキーワード紹介などがあれば、なお理解の手助けになるのではないか。
▽朝のワイド番組などで一部キャスティングが変更となったが、引き続き生活情報を充実していってほしい。災害時の重要性を含めてラジオ放送が見直されてきている。今後もラジオ放送全般の内容に充実に努めてほしい。
などの意見があった。