巻き寿司みたい!和気の名物「一休焼き」。たくさんの人に届ける新たな試みも始まる!
(お好み焼き 一休オーナー 田原匠さん)はい、お待たせしました 一休です。
えっ、これ、お好み焼きですか?
(お好み焼き 一休オーナー 田原匠さん)そうなんですよ。お好みなんですね。
巻き寿司みたいじゃないですか。
(お好み焼き 一休オーナー 田原匠さん)豚玉なんですよね。これに海苔を巻いて、一休焼として出させてもらってるんですよ。
断面もなんだか巻き寿司みたいだし。不思議ですね。
(お好み焼き 一休オーナー 田原匠さん)そのままね、普通にガッて食べたら熱いですから。やけどしないように。
わかりました、フーフーしていただきます。
美味しい!たしかにお好み焼き。
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しっかりソースの効いたふわふわのお好み焼きなんですけど。磯の香り!
(お好み焼き 一休オーナー 田原匠さん)海苔がなかなかいいアクセントになってます。
見た目のインパクト抜群のお好み焼き。
その名も一休焼き!
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JR和気駅からすぐにある
「お好み焼き 一休」の看板商品です。
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一休焼きの作り方は、途中まで一般的なお好み焼きと同じです。
生地に卵やたっぷりのキャベツを入れて混ぜ合わせます。
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特徴的なのはここから。四角形に焼いていくんです。
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ここで、海苔が登場です。
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(お好み焼き 一休スタッフ)巻き海苔がくっつくように。これをひっくり返しますね。
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へえ〜、一緒にこうやって焼くんですね。
下には海苔が引かれて珍しい光景ですね。
(お好み焼き 一休スタッフ)これを折ってしまって、これで出来上がり。
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こんなお好み焼き見たことないですよね、パタンってなってる。厚みが全然違うし。
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恵方巻きみたい、巻き寿司みたい。
(お好み焼き 一休スタッフ)だからお客様が1本、2本って言われるんです。
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(お客さんにインタ)どんなところが好きですか。
(お客さん)ボリュームがあって。この巻いてる海苔がいいですね。
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学生さん、そして常連の方も来ていました。
覚えてる限りで何年前ぐらいから来てます?
(お客さん)もともと和気の駅前にあった時から。
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へえ〜、そうなんだ、違う場所にあったんですねお店が。
(お客さん)そうそう、和気の駅前にあった時からいったら何年になる?
(お好み焼き 一休スタッフ)もう45年以上...。
(お客さん)歳が知れてしまう(笑)
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実は、このお好み焼き「一休」は、
1975年創業の老舗店。代表の田原さんが3年前にお店を引き継ぎました。
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取材した日には、前の店主の芝池さん夫婦も来てくれました。
(おふたりが)一休焼きを作られたんですか?
(前の店主 芝池玉江さん)作られたっていうか、自分たちが焼いていた平凡なお好み焼きとは違うものがないかなって、お店を始めるときに考えて、それで海苔が合うんじゃないかなって言って作ったんだけど、意外とあれがヒットしました。
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海苔がぐるっと巻いてあるっていうのは、他に見ないですよね。
(前の店主 芝池玉江さん)あれが難しいのよ、切るのが。私が一番上手だったんだけど、自信があったんだけど、段々と下手になってきて、もう今のスタッフの人に負けるようになって、それで(辞めることを)決断した。
(前の店主 芝池昭一さん)辞める時に、前からおったスタッフは全員残ってくれたから味は守れたかな。
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以前から働くスタッフとともに力を合わせてお店を切り盛りする、新しい店主の田原さん。
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一休焼きをよりたくさんの人に届けようと新しい試みを始めたんです。
(お好み焼き 一休オーナー 田原匠さん)これが真空パックされた一休焼きです。
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なんでまた冷凍しようと?
(お好み焼き 一休オーナー 田原匠さん)従来から出前をやらしてもらってるんですけど、やっぱ温かいものを持って行くとてなるとエリアが決まっちゃうんですよね。
エリアが決まると、どうしても欲しいなっておっしゃるお客さんに届けられないから…。
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去年11月から一休焼きの冷凍販売を開始。
インターネットサイトも立ち上げ、冷凍の一休焼きを全国各地に販売できるシステムを作りました。
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(前の店主 芝池玉江さん)ここにしかないじゃないですか、ここにしかないっていうのを、やっぱり逆に強みになるよね。この強みを何かしら生かしたいなあと。
幸い、ITをやってたので、他に比べたら、通販もよく知ってるほうなので、これをうまく活用して、県内だけじゃなくて県外も含めて、"うまくいけば、この和気っていうところも広められたなと。
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和気町から全国へ、一休焼きの新たな挑戦が始まってます。
お店でもインターネットサイトでも、冷凍の一休焼き、購入する方ができますので。ぜひ食べてみてください。
■お好み焼き 一休
岡山県和気郡和気町福富644
営業 10:30〜20:30(木曜は15:00まで)