淵本 文枝

かもがた町屋公園

2019年11月1日

鴨方往来沿いにある江戸時代菜種油商で栄えた旧高戸家住宅が現在、かもがた町屋公園となって一般公開されています。
秋の装いになった350年以上前の邸宅を楽しみました。

大井戸の屋根の下には、庭でとれた柿を干し柿にして吊るされ、もみじが紅葉を始め、お座敷の襖や欄間は菊やススキ、萩など秋の模様に統一されて、かつて鴨方藩のお殿様が休憩に立ち寄られただけあって、全てのしつらえが風情がありました。
11月3日は投扇興体験、9日は子ども神楽、10日はお茶のたて方体験とイベントも盛り沢山です。
こどもたちは、それら体験の他に、竹馬、どんぐりのコマ、お手玉、けん玉など昔遊びのどうぐが揃っています。
タイムスリップしたようななぜか落ち着く空間です。