淵本 文枝

津山民藝社

2019年11月7日

津山市田町の津山民藝社では毎年竹細工の干支の民芸品を制作しています。
この道63年の白石靖さんは年賀切手のデザインにも選ばれた作州牛の作者でもあります。

来年の干支はネズミ。
俵ネズミ・宝船に乗ったネズミ・首振り米くいネズミ・ずいずいずっころばしネズミなど、5種類の作品を6月から準備してきました。
今もなお、製作中です。

モウソウダケ・真竹・オナゴダケなど、パーツによって使い分け、細かく切って、磨いて、組み立てて、色付けしていきます。
ネズミはもともと小さい動物なのでさらにパーツが小さくて根気のいる作業です。

可愛さを出すために耳や尻尾、目などいろいろくふうが施されています。
晴れの国おかやま館・倉敷郷土玩具館などで県南でも購入できます。