淵本 文枝

岡山きりえ展

2018年5月18日



岡山市北区天神町の岡山県天神山文化プラザで20日まで第31回岡山きりえ展が開催されている。13人の会員、35点を展示。40号から色紙大まで切り絵とは思えない緻密かつダイナミックな作品ばかり。スケッチの後、墨で白黒に塗り分けるのが一番難しいと会員の坂元さん、岸本さん。用紙をカットする時は、ストレス発散。色入れは楽しい。完成直前の貼る作業は緊張する、と2人に教えて頂きました。年に1度の展覧会。力作をご覧ください。


午後は岡山城天守閣へ。今日から企画展、「サムライ達の関ヶ原」が始まった。三国志、水滸伝などの絵巻作家でおなじみ、岡山出身の正子公也氏の関ヶ原合戦絵巻屏風や、時代劇甲冑作家平林正勝氏のイメージ甲冑、宇喜多秀家・小早川秀秋・池田輝政の物が展示されている。3人の運命を左右した関ヶ原の戦いを彷彿させる。岡山城主の3人の姿が蘇る。毎週日曜日に復元甲冑の着用体験会が開催され、5月26日に平林正勝氏の「時代劇の甲冑ができるまで」と題した歴史講座をも開かれる。