淵本 文枝

西大寺会陽

2018年2月16日

備前平野に春が来る、西大寺観音院のはだか祭り、西大寺会陽がいよいよ明日開催される。今日は宵祭りが6時から開催される。本堂にて、僧侶バンドが今回デビュー。木魚にあわせて般若心経を唱え、タップダンスに合わせ、1000人の般若心経、ピアノ奉納演奏、和太鼓奉納演奏、五福餅まきは去年に続き、女性限定で行われる。明日は、子ども会陽からスタート。夜、花火の打ち上げや、演舞などがあり、いよいよ10000人の裸衆が繰り出し22時宝木投下となる。大床には5000人が乗るといわれ、1マスに1人の計算。裸衆の熱気で湯気が立ちのぼり、宝木投下と同時に裸が渦を巻く。争奪戦の間、その迫力に思わず息をのむ。「参加している10000人は勿論、この祭りを支えてくれている大勢のボランティア、地元住民、また参加者の家族などすべての人達に幸福の連鎖が生まれれば」と坪井住職は語ってくれた。