番組審議会

<第744回審議会概要>

■開催日時
令和7年(2025年)11月12日(水)14:00~15:15
■場所
RSK山陽放送 第1会議室
■議事の概要

紙上参加を含む9人の委員が出席。
下記のテレビ、ラジオの自社制作番組について批評が行われた。

テレビ 10月1日(水)20:00~20:55放送
「RSK地域スペシャル メッセージ 海をつなぐアート Setouchi Triennale 2025」

ラジオ 10月7日(火)6:30~7:00放送
「春川正明の朝から真剣勝負 ゲスト:伊原木隆太 岡山県知事」

【テレビ】
▽瀬戸内国際芸術祭の理念やこれまでの歩みを丁寧に伝えており、アートを通して地域の再生を感じられる良い番組だと思った。
▽芸術祭の歴史と作品群がうまく結びつけられ、背景を理解したうえで作品を見るとより深く味わえる構成だったと感じた。
▽番組を通して、地方の存在意義や未来への方向性を考えるうえで、多くのヒントが隠されていたように感じた。
▽全体的に盛りだくさんの内容で、どこに焦点を当てて見るべきか少し迷う場面もあったが、取材の深さや編集の丁寧さはさすがだと思った。
▽直島や豊島、大島など、それぞれの島の歩みや特色がしっかり伝わり、長年の活動の積み重ねを感じた。
▽一般向けとしては見やすいが、今後はもう少し個別のテーマを掘り下げたドキュメンタリーにも挑戦してほしいと思った。

などの意見があった。

【ラジオ】
▽全体的に落ち着いた雰囲気で、朝の時間帯にふさわしい聞きやすい番組だと思った。
▽県民の関心が高いスタジアム問題などにもきちんと踏み込み、引き込まれる展開だったと感じた。一方で、もう少し「オールおかやま」の視点で地域全体の話題にも広げてほしいと思った。
▽「優しく聞く」という番組コンセプトのせいか、やや遠慮がちな印象もあり、もう一歩突っ込んだ質問があっても良かったと思った。
▽伊原木知事の政策だけでなく、個人としての考え方や人柄などももっと聞いてみたかったと感じた。
▽春川さんの独自のネットワークを生かした番組づくりに今後も期待したいと思った。あわせて、政治家に限らず、副知事や若い世代など、さまざまな立場の人にも焦点を当ててほしいと感じた。

などの意見があった。