番組審議会

<第745回審議会概要>

■開催日時
令和7年(2025年)12月10日(水)16:00~17:30
■場所
RSK山陽放送 第1会議室
■議事の概要

紙上参加を含む9人の委員が出席。
下記のテレビ、ラジオの自社制作番組について批評が行われた。

テレビ 10月25日(土)16:30~16:45放送
「高松、歴史礼賛 ~高松港 今昔物語~」

ラジオ 11月2日(日)17:45~18:00放送
「部長、ちょっといいですか?」

【テレビ】
▽港と城下町がどのように結びつき発展してきたのか、古い映像と解説でよくまとまっていて、歴史の筋がすっと見えた。
▽昭和初期に大規模な産業博覧会が開かれていたことや、船舶乗降人員で全国一位だったなど、長く住んでいても知らなかった事が紹介されており興味深かった。
▽サンポート開発やアリーナ開業まで現在の姿につながる流れも整理され、高松が挑戦を重ねてきた街だと感じられた。
▽江戸から現代まですべてを15分で扱うには範囲が広く、深掘りが足りず駆け足に見えた部分もあり、シリーズ化して見たいと思った。
▽香川大学・西成教授の解説が簡潔で要点を押さえており、専門的な内容もすっと頭に入ってきて、とても分かりやすかった。前田アナウンサーの質問も端的で、話が流れるように進むのが良かった。
▽教育現場や観光の事前学習にも使える内容で、YouTubeで誰でも見られる形にした点も、この番組の価値を高めていると感じた。

などの意見があった。

【ラジオ】
▽タイトルが目を引き、どんな会話が始まるのか興味を持って聞き始めることができた。
▽新入社員の率直な戸惑いや発見が伝わり、若い世代らしい感覚がそのまま出ていて、職場の空気が感じられた。
▽タイトルから想像する“部下から上司へ話しかける構図”ではなく、“上司から部下へ話しかける構図”であったため、タイトルとのギャップを感じた。
▽全体が“きれいにまとまりすぎている”印象もあり、もう少し本音や突っ込んだやり取りがあれば、よりリアルな会話として面白くなると感じた。
▽若手と上司が率直に語り合う形式は、他の企業にとっても参考になるような番組で、テーマ次第ではさらに広がりが出ると感じた。
▽仕事の話に加え、趣味や価値観、ジェネレーションギャップなどにも踏み込めば、より深みのある番組に育っていくと思った。

などの意見があった。