番組審議会

<第741回審議会概要>

■開催日時
令和7年(2025年)7月2日(水)14:00~14:45
■場所
RSK山陽放送 第1会議室(リモート併用)
■議事の概要

紙上参加、リモートを含む9人の委員が出席。
下記のテレビの自社制作番組について批評が行われた。

テレビ 6月8日(日)15:00~16:24放送
TBS系列全国28局ネット 「どうなる最後の1軒さん!?」

【テレビ】
▽「最後の1軒」という発想に新鮮さがあり、テーマ設定が巧み。今後も継続可能な企画であり、シリーズ化の可能性を感じた。
▽番組の最後に紹介されたミクロネシア連邦・ジープ島のエピソードは特に印象的で、管理人の思いや背景に共感が集まった。
▽手描きの映画看板職人など、地域に根差した職人の技や思いが丁寧に描かれ、視聴者の共感を呼ぶ内容だった。
▽「最後」というより「唯一」と捉えられる事例もあり、タイトルと内容の整合性を指摘する声もあった。
▽“最後の1軒さん”の紹介数が多く、中には紹介が浅く感じられたものもあった。件数を絞り、ひとつひとつをより深く掘り下げた方が視聴者の印象に残ったのではないか。
▽芸人の起用については意見が分かれ、個性を活かした演出に好感を持つ意見がある一方で、内容の魅力をしっかり伝えられる出演者の起用を望む声もあった。
▽演出やコメントのトーンがやや強く感じられたとの意見もあり、時間帯を意識した表現の配慮が求められた。
▽RSK制作番組として、岡山・香川の地域色をより反映させる工夫を求める声もあった。

などの意見があった。