紙上参加を含む8人の委員が出席。
下記のテレビ・ラジオの自社制作番組について批評が行われた。
テレビ 4月27日(日) 16:00~16:30放送
「第三十八回 四国こんぴら歌舞伎大芝居」
ラジオ 5月18日(日) 20:30~21:00放送
「YAMASHOのジモラブRADIO(公開収録分)」
【テレビ】
▽昨年の放送と比較し、地域住民の取り上げ方は控えめだったが、中村獅童さんの語りとご子息の初出演を起点に、演目の紹介など自然に展開されており、わかりやすく見やすい構成となっていた。
▽金丸座の復興に尽力した中村勘三郎さんへの言及を含め、舞台の背景や歴史にも触れられていたが、当時の映像などがあればさらに深みが出たのではないか。
▽演目の魅力と地域の関わりのどちらに軸を置くか焦点の置き方が難しい題材ながら両者のバランスがよく整理されていた。
▽中村獅童さんとご子息の共演が印象的で、伝統の継承がわずかなシーンからも伝わる演出だった。
などの意見があった。
【ラジオ】
▽山本彰吾さんのトークは非常に聞きやすく、自然体で親しみやすい印象を受けた。
▽聴き手の世代によっては内容を把握しにくい部分もあったが、普段接することの少ない若い世代の考え方を感じ取ることができた。
▽地元岡山発の番組ながら、radikoを通じて全国のファンにも届いており、ローカルと全国のつながりを感じさせた。
▽若い世代にラジオをどう届けるかという課題に対し、さまざまな工夫が施されていると感じた。
などの意見があった。