番組審議会

<第528回審議会概要>
■開催日時 平成16年7月14日(水)
■場所 山陽放送本社第一会議室
■出席委員 高山 雅之(委員長)、片山 浩子(副委員長)、岩佐 武彦[紙上参加]、岡 将男、岡 靖彦、 金森 満廣、児玉 美智子、田口 克之、中澤 正良
■社 側 大倉社長、原報道局長、山田編成制作局長ほか
■議事の概要  原取締役報道局長から、放送の中立性について総務省から注意があったこととその経緯、当社としては報道の公正さを改めて自覚・徹底させる旨の説明があった。
 番組批評ではまず、テレビ番組「最強のパスタ!?日本列島を行く さぬきうどん五番勝負」(6月13日放送、自社制作・全国ネット)が取り上げられた。
 「釜あげ」など従来の食し方と異なる勝負方法に不安を覚えたが、タレントを使い、娯楽性たっぷりの楽しい番組に仕上がっていた。「最強の・・・」と言うなら、次は本場中国やイタリアの出かけて麺・パスタに挑んで欲しいなど、「楽しさ」をキーワードにして、改めて「さぬきうどん」の実力を見直した旨の意見が出された。
 ラジオ番組は「アットちゃん倶楽部」(6月25日放送、自社制作)が取り上げられた。比較的若者向けの番組ということで、委員の意見も様々だったが、いろいろなテーマを取り上げ自分の内面を照らすことができる、こうしたリスナーが参加できる番組は必要だ、などの意見があった半面、世の中の動きと全く関係が無いのはどうか、深夜にしてはにぎやかでテンションが高過ぎ、ついて行けないなど辛口の意見もあった。