6月24日(水) よる9:00~9:55
岡山発 世界に誇る自然派(ナチュラル)ワインを~大岡弘武という生き方~
「果実が口の中ではじけた!」
飲んだ人は一瞬絶句し、そして賞賛する。
岡山市在住の醸造家・大岡弘武さんが手がけるワインだ。
有機栽培されたブドウを無添加で醸造する「ナチュラル」という製法で造られている。
化学農薬や酸化防止剤には頼らない。自然の摂理に従う。
リスクを受け入れながらベストな瞬間を待ち、ボトルに詰める。
選ばれた醸造家だけに与えられる天衣無縫な味わいがそこにある。
しかし今、大岡さんは憂えていた。アルコール市場が低迷している。
コロナ禍を境に世界的に健康志向、若者の酒離れが加速。
日本では、アルコールの消費量の中に占めるワインの割合そのものも低い。
更に「ナチュラル」には特殊な問題も起きていた。
本場ヨーロッパの二千年の歴史に対し、日本のワイン文化は百年余りと歴史が浅い。
ゆえにナチュラルの明確な定義がなく、安易にナチュラルワインを謳う商品が氾濫しているというのだ。
「このままでは日本のナチュラルが世界から取り残される」。
危機感を抱いた大岡さんをはじめ、醸造家たちが立ち上がった。
世界に誇るナチュラルワインを造り続けるために。新たな挑戦が始まった。






















