
永遠のモダン、再び
-重森三玲が遺した庭園「驢庵」-
12月14日(日) ごご4:00~4:30
岡山県吉備中央町出身の作庭家・重森三玲。
従来の常識を覆す革新的な庭づくりで日本庭園の歴史に大きな影響を与えた三玲は、昭和を代表する作庭家として知られている。
三玲は美しさと新しさが時代を超えても残り続ける「永遠のモダン」という自らの美意識を信念として、全国に約200の庭を手がけた。
そのうちの1つが天空の山城・備中松山城の城下町、高梁市中之町で人知れず眠っていた。
その名は「驢庵」。
70年前、三玲によって作られた由緒ある庭園にもかかわらず、長年荒れた状態で放置されていた「驢庵」を何とかしようと、三玲に魅せられた造園家らによる“再生”プロジェクトが立ち上がる。
三玲の孫で同じく作庭家の重森千靑氏も監修に携わった。
残されているわずかな写真や図面を頼りに、試行錯誤しながら“再生”に挑んだ約1年半にわたるプロジェクトを追った。
















