「食べた人、絶対感動しますね」定番から変わり種まで！うまみを凝縮、干し肉専門店

（竹内大樹アナ）
今日は、私がこれまで取材した中で出会った選りすぐりのいい肉をご紹介したいと思います。

やってきたのは岡山市南区豊成にありますこちら『干し肉KINGO-(キンゴー)』。

以前に取材をさせていただいたことがあるんですよ。

おはようございます。ご無沙汰しております。よろしくお願いします。

（脇腹 準さん）来ていただいてありがとうございます。
 

前回ご紹介させていただいた時は、本当にオープン仕立て。
 

（脇腹 準さん）そうですね、もう3年前ぐらいですね。

ものすごくメニューが増えてますね。

（脇腹 準さん）そうなんですよ、あれからいいますと結構メニューが充実しまして。



鶏の干し肉があるんですか？
 

（脇腹 準さん）そうなんです。鶏の手羽先と手羽元の干し肉がありまして。
 

珍しいですね〜。
 

いろいろと気になるメニューがあるんですが、まずは定番の干し肉を使ったお弁当をいただくことに。

（脇腹 準さん）お待たせしました。「干し肉弁当」になります。

改めて見ても本当に美味しそうですね。干し肉たっぷり乗っております。

そして、改めてやっぱりこの環境はちょっと慣れないですね...。

というのもですね、実はここ。美容室の中なんです。我々がいるすぐ隣にはシャンプー台もありますけれども（笑）。

実は本業は美容師さんでいらっしゃるんですよね。

そこがどうして干し肉なのかっていうのは、ちょっとまだ置いといてですね、まずは、この久しぶりの干し肉弁当を堪能させていただきたいと思います。

いやあ、いい焼き色ですね。この表面で輝く肉汁もたまりませんね。



では、いただきます。
 

この味ですよ！最高！いい肉です！
 

一噛み目から最後の一噛みまで、なんだったら飲み込んだ後も、ず〜っとお肉の旨味がね口中に広がりますもんね。
 

（脇腹 準さん）お肉の味わいがですね、やはり濃くなりますので。
 

干すことで旨味が凝縮をされますもんね〜。

（脇腹 準さん）そうですね。余計な水分が少し抜けてお肉の味が濃くなりますね。部位的にはすごく良い部位を使ってまして、トモサンカク（牛のもも肉）という部分を使ってます。
 

焼肉なんかでも大人気の！？
 

（脇腹 準さん）そうですね。ちょっと希少な部位になっております。

そして先ほどの話題、どうして美容師をしながら干し肉店を始めたんでしょうか？

（脇腹 準さん）生まれが津山で育ったものですから、干し肉は子供の頃から好きで、母親に「今日何食べたい？」とか聞かれたときに「干し肉が食べたい」というような感じでした（笑）。

（脇腹 準さん）自分もチャレンジをして、ちょっと作ってみようかなと思って作ったのがきっかけなんです。それで割と美味しくできたものですから、ちょっと（店を）やれるんじゃないかなと。


 

ちょっと初めてみましたっておっしゃいましたけど、そんな手軽に作ったとは思えないぐらいものすごく美味しい、クオリティの高い干し肉ですよ。

そして続いては、気になっていた新メニュー！

どちらも以前取材させていただいた時には無かったメニューということで、すごく楽しみなんですよ。

まずはチャーハンから。
すごいですね、干し肉とエビがゴロゴロ入ってます。

では、いただきます。
 

これ、めちゃくちゃ美味しいです。エビと干し肉と高菜、相性抜群ですね！

最初に噛むと、やっぱりエビのぷりっとした食感がきて、そっからずっと噛んでると、その中に干し肉の旨味も出てくるんですよね。

またね、美味しいエキスがね、このご飯によく絡んで！なかなか出会うことない食材たちですけど！？

（脇腹 準さん）そうですね、組み合わせ、なかなか相性がいいのかなと。

お次は、珍しい「鶏干し手羽先」。
 

では、いただきます。

うん、うん、うん。
 

皮がパリッパリ！中もジューシーで！旨みが濃いですね、すごい！

初体験ですけどで、感動的！

こんなに旨みがあるんですね。
 

表面に水分が無い分、皮がパリッとしてて、そして中のお肉のジューシーさというか油は全然失われてなくて、シンプルに旨みが濃くなってるという。

いやあ、これは。う〜ん、これ食べた人、絶対感動しますね。

（脇腹 準さん）絶対、美味しいと思います。
 

定番から変わり種まで、様々な可能性を秘めている干し肉の世界、その奥深さに触れることができました！