淵本 文枝

招き猫美術館

2018年6月8日

岡山市北区金山寺にある招き猫美術館で油絵の椋野茂美さんの作品展が始まった。この時期にぴったりのあじさいの絵10点が展示販売されている。東京在住の作家である椋野さんだが、去年につづき2回目。花をモチーフに描いているそうだが、「紫陽花は女の人生に似ていると思う。」と椋野さん。色が変化していく様はその時々の魅力で、花朽ちても落ちないところは、女の強さの様。花、雨、水滴、希望を意味する色とりどりの玉。庭の紫陽花をきりとったかのようなみずみずしい作品だった。~26日まで。

午後は、倉敷市木見にある住心院へ。高木増祐住職が25年前から作り始めた境内の花菖蒲園が今見事!この週末が満開になりそうだ。700種類1万株。色とりどりで大勢の人たちが訪れる。写真がきれいに撮れるように、毎朝住職が花殻を取り除いたり、塩釜の冷泉まで美味しい水を汲みにいって参拝客に振る舞ったり、まごころのこもったおもてなしだ。これから紫陽花も見ごろを迎える。紫陽花は150種類あるという。夏椿(沙羅双樹)も寺の裏庭に咲き始めているので、訪れてみてはいかがでしょう。いつでも観覧可。