淵本 文枝

くらしきの陶芸家大集合

2018年6月22日

倉敷アイビースクエアのアイビー学館で今日からくらしきの陶芸家大集合というイベントが始まった。倉敷に窯を持つ15人の作家がそれぞれ30~50点作品を持ち寄り、24日まで対面販売をする。去年倉敷陶友会30周年を記念して初めて開催したが、作家と直接話ができるという事で、好評につき今年も開催。陶器、磁器、備前焼など色んな種類が揃う。何代にもわたり受け継がれている窯は勿論、建築から、彫刻から陶芸の世界に入った作家など、とても個性豊か。会場には器に合わせて倉敷華道連盟の会員が花を生けているコーナーもある。入場無料、24日まで。

午後は源平藤戸合戦ゆかりの倉敷市藤戸町の藤戸寺に沙羅双樹の花を見に行きました。客殿に入ると中庭が広がり、15本程の夏椿、沙羅双樹が可憐な白い花をつけている。早朝5時には花が開き始め、夕方開いたままはなが落ちる。「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。」のように1日の命のはかなく、美しい花だ。明日、明後日の2日間沙羅の花を見る会が開催される。源平藤戸合戦の様子を描いた盛綱先人大絵図や250年前に掘られた木像、貴重な軸などが2日間展示される。入場無料。8時30分~15時まで。年に2日限りのお楽しみです。