渡壁 恵子

☆東日本大震災から1年・・・☆

2012年3月7日

東日本大震災から早1年が経ちます。そんな中、今日は岡山市学南町浜野にあるCafe Zへ行ってきました!

今日からチャリティーofアート 東日本大震災支援「オペレイション3 cafe Z/FUKUFUKURO」が開催されています☆

ガラス張りのドアを開けるとお昼時ということもあってたくさんのお客様が☆美味しい香りが漂う中、壁にはズラーっとコットン製のエコバッグがかけられていました!

「今できること」の思いで企画した今回のチャリティイベント。今回はCafeZに携わる作家さん34人の方の作品がFUKUFUKUROとして販売されています!

このバッグには、復興のFUKU、幸福のFUKU、想いをふくらませようという気持ちが込められているそうです!

今回はガラス、陶芸、アクセサリー、バッグ、ぬいぐるみ、木工作品、お野菜など様々な作品が一堂に集まっていました!

上の写真は今日お話下さったイラストレーターの村上さん(写真左)と切り絵作家の大倉さん(右)。

「生活が楽しくなるように」をコンセプトに製作されたそうです。残念ながら大倉さんの作品は写真を撮る前に売れてしまいましたが、薔薇をモチーフにした素敵な切り絵でしたよ☆

これは村上さんの作品☆Tシャツやストラップなど心がほっとするようなイラストです♪

エコバッグも作家さんが工夫されていて、同じものはありませんでした☆

価格は1000円~半額が東日本大震災の復興への支援のため寄付されるそうです(^^)

皆さんもぜひ足を運んで下さいね!!

このイベントは11日まで。(11時~19時)

午後からは岡山市北区駅元町にあるまちかど美術館サンホセへお邪魔しました!今日から「永守勝子 浜の女に喜びが湧く 藍染展」が開催されています。

永守さんは震災当時、被害が大きかった宮古市~大槌町の間にある町、山田町にある自宅兼工房に住まわれていたそうです。

津波警報があった時、永守さんはリュックに荷物を詰めて自宅を出ようとしたそうですが、月末に作品展を控えた作品が気になり、新聞紙にくるんで2階の押入れに放り込んでから非難したそうです。

翌日自宅の様子を見に行くと、家屋は1階の工房ごと津波で流され、2階部分は高台に乗り上げていたそう。しかし泥だらけになりながらも奇跡的に藍染めは無事だったそうです。1枚目の藍染めの写真がそうです。海水をかぶって変色していますが、永守さんが洗濯を繰り返し、展示できる状態になっています!!

水色のタペストリーはイカ釣り漁船が泊まるのどかな山田港の風景だそう。今となっては想い出の場所。

染料や器材は全て流され、残ったのは型どうりに使う渋紙だけ。それでも現在は盛岡市にある民家で藍染めを再開されたそうです。

2番目の写真がそこで染められたものです!

永守さんは植物が好きだそうで、タンポポや桜、菖蒲、カキツバタなど花模様が多かったです☆

期間中永守さんがいらっしゃって、お話もしてくださいます。ぜひ直接会ってお話を伺ってみて下さい!!

この展示は12日まで(10時~18時)(最終日は16時)