紙上参加を含む8名の委員が出席。
TBSを中心とするネット番組の報道・ニュース・ドキュメンタリー番組および情報系番組について多面的な意見交換が行われた。
1 報道・ニュース・ドキュメンタリー番組
▽「サンデーモーニング」は、膳場貴子さんの安定感ある進行と切り込む姿勢が好印象だった。AI時代だからこそ温かみのある手作りフリップに好感が持てた。もう少し若いコメンテーターも増やしてほしいと感じた。
▽「サンデーモーニング」は、1週間のニュースをコンパクトに復習でき見やすい。コメンテーターは男女・年齢層のバランスは良いが、結論が同じ方向に行き着くため、思い切った発言をする人がいてもよいと感じた。
▽「サンデーモーニング」を報道・ニュース番組に位置付けることには疑問があった。意見を加えて伝える以上、特定の方向に偏るのではなく、異なる立場も幅広く示すことが報道番組には必要ではないかと感じた。
▽「Nスタ」は、短時間で多くの情報を伝え、災害時も煽らず落ち着いて見られ、よく作られているという印象。一方、事件・事故などを扱う際には、取り上げるニュースのバランスや伝え方に違和感を覚えることもあり、正しい情報を得られないとの印象につながるのは残念だと感じた。
▽「報道特集」9/5(土)の放送では、核のごみ問題と防衛費増大について、賛否を単純化せず、事実と地域への影響を冷静に伝え、人口減少に悩む地方の葛藤まで感じられる丁寧な取材だった。
2 情報系番組
▽「THE TIME,」は非常に安定していて、他局を見ても騒がしく感じ、最終的に「THE TIME,」を視聴することが習慣となっている。ニュース関心度ランキングの回答も、昨年度の5万人ほどから最近は6万人台となり、視聴者の関心の高まりが数字にも表れていると感じた。
▽「THE TIME,」は、「news23」が報道番組として伝えた「生」の内容を、翌朝の情報番組向けに多少加工して届ける関係だと捉えた。若い出演者が中心だが、こなれており、とても安心して見られる番組だと感じた。
▽「サンデー・ジャポン」は、「サンデーモーニング」の後では軽い印象もあるが、若者の率直な発言もあり、情報番組を「加工品」と割り切れば、ニュースを分かりやすく面白く伝えてくれると感じた。質問後すぐにフリップが出る展開は、仕込みのようで少々やり過ぎ感が否めなかった。
▽「上田晋也のサンデーQ」9/6(日)放送は、硬派な専門家が、芸能人の目線に合わせて答える姿が新鮮だった。若い世代には少し遠い時事問題を暮らしにどう影響するかなど身近に伝える工夫がありとても良いことだなと思うとともに、テレビ番組で取り上げる意義を感じた。
▽日曜日の「サンデーモーニング」「サンデー・ジャポン」「上田晋也のサンデーQ」は、テレビ離れやネット・AIによる偏りが進む中、バランスを考え、時事問題を硬軟織り交ぜ、客観性と伝え方に責任を持って発信し、マスメディアとして「いろんな意見」を伝えてほしいと感じた。
などの意見があった。