番組審議会

<第683回審議会概要>
■開催日時 令和元年10月9日(水)
■場所 RSK山陽放送本社会議室
■議事の概要 紙上参加を含めて10人の委員が出席して開かれ、10月の番組改編についての説明と、4月から9月まで放送した番組の種別放送時間などについての報告が行われた。番組については、前回に引き続きTBSを中心とするネット番組のうち、主にドラマ、バラエティについてジャンルごとに批評が行われた。

▽ドラマ
「Heaven?-ご苦楽レストラン-」
肩の凝らない、見ていて楽しい番組。若い人にしか受けない番組ではないか。ドラマはどの年齢層を対象にするのか選択が難しい。
「ノーサイドゲーム」
秀逸なドラマだった。ラグビーシーンは迫力があった。スポーツと会社と家庭の各問題が、三位一体で巧く描かれていた。ラグビー人気の一つの契機になったのではないか。
「ドラマ全般について」
主演俳優ばかりが話題になり、社会性のあるドラマが減っているのではないか。漫画原作のドラマが増えるのは寂しい。

▽バラエティ
「世界ふしぎ発見!」
出演者が専門性を生かしてその地域の魅力をありのままに伝えるところに単なる旅行記ではない良さがある。
「消えた天才」
番組の持つメッセージ性は素晴らしいのに、なぜ過剰演出・映像加工をしたのか、残念だ。
「ぴったんこカン・カン」
タレントの素顔が良く描かれていて面白い。
「バラエティ全般について」
マンネリ化が進んでいる番組がある。
同じ内容でも視聴者の受け止め方は様々。賞賛と激励だけに終始した、一方的な内容にしない配慮も必要。

などの意見があった。