トンボは丸洗いできる学生服の先駆者です。洗濯機の水流でポケットが裂けない様に、縫製の強度を高め、裏地はメッシュで水圧を逃がすように工夫しました。学校を個性化するスクールアイデンティティーを進め、ブレザー式制服を提案して入学希望者が大幅に増えた高校もあると言います。実は、ハーバードブランドもトンボの商品。お笑いの「ぼんち」には、ジャケットを提供していました。また、ファッション好きな藤原社長の入社動機がハーバード。何より、トンボの強みである革新的なアイデアとハイセンスなデザイン性が、今日のユニフォームアパレル日本一に繋がっています。
トンボは間もなく150周年。200年に向け、学校関係だけでない主力事業を開拓中です。介護ユニフォーム「KIRAKU」は介護する人も、受ける人も快適なユニフォームとして機能性と優しさを感じる色合いを両立。更に、家族の一員であるペットにも温かい眼差しを向け、体が不自由な犬の歩行を補助するドッグハーネスを開発しました。
藤原社長の元気の源は料理上手の奥様の手料理。中でもピザは絶品です！そして、奥様に頼まれる庭仕事。草を刈るとスッキリするのだとか。家庭の温もりがトンボのコアにあるように思いました。