瀬戸内市邑久町の岡山村田製作所。世界の村田製作所グループの中で、去年創業30年を迎えた、若く、成長著しい会社です。テニスコート33面分の広大なビオトープは、工場周辺の生態系復元を強く意識したエリアです。また、女性が働きやすい職場環境づくりも積極的に進めています。広い駐車場には直射日光も地面の反射光も吸収し発電するカーポートを設置しています。地元の岡山の人も自然も大切にしたいという思いが隅々にまで行き届いていました。 佐々木社長は、ドイツ、シンガポール等の海外赴任も長く、だからこそ、日本、そして岡山、瀬戸内市の素晴らしさがよく分かると言います。ドイツ時代には電気代の督促状の文面が理解できず電気が止められてしまったこともあるそうで、人間的な素顔が垣間見える佐々木社長。社長室を廃止してオフィスにシンプルなデスクを設置して、従業員と共に執務しています。 岡山村田製作所は、電子部品をセラミック原料から製造する先進的な工場でもあり、岡山から最先端技術で全世界に貢献しています。大自然の中に、スマートシティ岡山の拠点となり得る世界トップレベルの大企業があることを岡山県民共通の誇りにしたいと思います！