カーツは、岡山の西大寺に軸足を置く、世界ビジネス90％の100年企業です。なんと、ヨーロッパのベルサイユ宮殿やバッキンガム宮殿の芝刈り、サッカーではイギリス・プレミアリーグ、ロシアワールドカップ等のピッチでもカーツの芝刈り機が大活躍しています。新たにオリジナルの人工芝管理機を開発、ヨーロッパではゴルフのティーグラウンドやグリーンの精巧な人工芝化が進むなど人工芝の適切な管理・メンテが求められる中、高度な技術で期待に応えます。また、精密な上にハイレベルな耐久性が必須のモータースポーツの部品製造にも進出。優れた技術力と開発力を示しました。 勝矢社長は、ビジネスの中心は海外だが、Made in Japanのオリジナルカーツ(独立したメーカー)にこだわると言います。何より、カーツの原点は農業用発動機＝エンジンであり、カーツエンジンスピリットを誇りとして自社開発の高出力小型汎用ガソリンエンジンを核とするメーカーを目指します。更に、台湾の大学と、水素エンジンを共同で研究開発中。まさに伝統が生きる未来企業です。