淵本 文枝

のこばあちゃんの野の花の草木染め

2016年1月22日

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北海道の染色作家小島憲子さんののこばあちゃんの野の花の草木染めが、岡山市北区の岡山禁酒会館ギャラリーで開催されている。ストールやマフラータ、タペストリー、バッグなど200点が即売されている。白樺の皮やクルミの木の皮、よもぎなどを夏の間に集めるそうだが、ヒグマに気をつけながら、山にはいるそうだ。糸をつむぎ、機を織って全て手作業。やさしい色合いと色の組み合わせは北海道で32ヘクタールの大地で農業をしている小島さんならではのセンスだと思う。タペストリーの景色は小島さんが住んでいる網走の小清水町。麦畑の向こうに斜里岳が見える。この個展では、そんな大地の偉大さも感じられるのではないかと思う。

岡山市北区天神町の岡山県天神山プラザで、岡山工業高校・デザイン科の卒業制作展が開催されている。テーマは+デザイン。日常にあるといいな、と考えた個性豊かなデザイン作品が200点ならんでいる。24日まで。野菜嫌いの子供向けの野菜のドミノ、山陽放送の番組宣伝ポスター、毎日使っている駅にポケットパークを造ったら、など高校生ならではの視点でデザインされている。レベルの高い作品ばかりで来場者も熱心に見入っていた。

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