淵本 文枝

高梁市成羽町をぐるり

2014年7月4日

高梁市成羽町吹屋ふるさと村に今年3月にオープンした雑穀と乾物オーガニック食堂「金子や」にお邪魔しました。オーナーの田川寿一さん美菜さん夫妻と1歳2か月蒼空くんは去年6月大阪から成羽町に移住してきた。

憧れだった田舎暮らしをスタートしたが、地元の人々の協力とめぐりあわせで吹屋ふるさと村でオーガニック食堂を初めた。

オススメメニューはベンガラベジカレー。高梁の無農薬野菜、合鴨農法で育てた地元のお米、体に優しい穀物をふんだんに使用したヘルシーな一品。ルーが少し黒っぽいのは竹炭が入っているんです。田舎暮らしも軌道に乗り地域の人々も蒼空くんを可愛がってくれ、子どもは地域の宝だ。とあたたかく見守ってくれている。県外からの移住希望者の相談窓口になれるように成羽でこれからも頑張っていきたいと田川さん。

営業は、木・金のみ休み。午前11時から日没まで。

 

 

続いて成羽町ベンガラとローハの生産を行った豪商西江邸にお邪魔。
明日から「有松啓介ローハ硝子夏紋様」開催。27日まで。

ローハベンガラを使ったガラス作りは有松さんだけ。

ローハガラスはなんと、オリーブ色になる。この時期ならではの新作は、金魚。

涼やかなガラスのお茶道具もとても素晴らしい。

西江家18代当主からのリクエストで和の小物をということでガラスの帯留めも特別に製作されていました。

国登録有形文化財西江邸の空間に展示されている有松さんのガラス作品は、訪れた人たちの心を豊かにしてくれるに違いありません。会場内には、沙羅さや陶磁彫刻などの反物、帯留め、根付けなども展示されている。西江家の美術品も惜しげなく飾られているのでゆっくりとご鑑賞ください。入館料、大人500円、子ども250円。