番組審議会

<第730回審議会概要>

■開催日時
令和6年(2024年)6月5日(水) 14:00~15:30
■場所
RSK山陽放送 第1会議室
■議事の概要

紙上参加を含む9人の委員が出席し、RSK山陽放送の自社制作番組について番組批評が行われた。

テレビは「第37回四国こんぴら歌舞伎大芝居」(4月28日(日)16:00~16:30放送)
▽コロナ禍を経て5年ぶりの復活開催とあって、地元の方々や歌舞伎ファンの特別な想いがよく伝わってきた。あっという間の30分だった。
▽観客と演者の距離が近く、それぞれの表情が見える金丸座ならではの魅力が伝わってきた。
▽商工会青年部が奈落で廻り舞台を廻し、表舞台を支える姿があった。その熱意や次世代に繋げる想いにもっと焦点をあてる番組作りという手法もあったのではないか。
▽30分という短い時間でよくまとまっていたが、概要のあらすじ紹介という感じもあった。1時間の放送でもよかったのでは。

などの意見があった。

ラジオは「中村恵美のリアルおかやま Radio Z」(5月13日(月)19:30~20:00放送)
▽親世代の立ち位置での中村恵美さんの安定した進行で、選曲も良く、親しみを持って聞くことができた。
▽4歳から備中神楽を始めた12歳の男子が、ラジオにもかかわらず神楽の衣装で出演。ビジュアルがものをいうコンテンツは、ネット動画とコラボするようなラジオ番組にしてみてはどうか。
▽街頭で若者にインタビューをして、意見を拾っていたが、この番組はZ世代に聴いてもらうのか、Z世代を知るために聴いてもらうのか、という点が少し気になった。
▽神楽をやっている少年が紹介されていたが、伝統的な神楽とJ-POPを組み合わせた「スーパー神楽」など、地域文化の創造と発展のため、RSKが音頭をとって伝統芸能にイノベーションを仕掛けてみてはどうだろうか。

などの意見があった。