らぁめん緑屋

実はラーメンの激戦区、しかもレベルがそれぞれに高いという赤磐市。その中心部、赤磐市役所の右斜前のお店を今回、訪ねました。
お店の名前は、「らぁめん緑屋」。

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2010年にオープンし、サラリーマンから学生、家族連れまで、幅広い層の常連客を集める、人気のラーメン店です。
このお店には、石原Dが好きなラーメンがあるんだそうです。

スープは、スタンダードな鶏ガラ醤油のスープと、鶏白湯塩スープの2種類。手間を惜しまず「力をこめて作っています」と、店長の西山さん。

石原Dの好きなラーメンとは、「エビ塩ワンタン麺」

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ワンタンの具は、エビのすり身と これまた、ぶつ切りのエビだけ。ひき肉などの繋ぎは一切入っていない、完全無決のエビワンタンです。
麺はパンチが控えめな塩スープが良く絡むよう、太麺のちぢれ麺。カエシは、エビや蟹のエキスを混ぜた塩ダレ。
更に、風味豊かなゴマ油。
そこへ鶏がら、豚骨、昆布、煮干、干し椎茸などを煮込んだ出し汁を併せ、スープの完成です。

さてここで、石原Dのラーメンうんちく!

石原D:
味噌はラーメン屋さんを助けて、塩はラーメン屋さんを鍛えるという言葉があるんです。味噌は少々失敗してもそれをカバーしてくれるけど、塩ラーメンの場合は難しいから。
西山さん:
お客さんの職業とか年齢とか考えながら、基本ラインから薄くしたり濃い目にしたり調節をしていくんですけど、すごく繊細で、ちょっとのかげんで味で変わってくる。

普通とは逆に一段上げた厨房からお客さんの姿を見て、ただでさえ味を整えるのが難しい塩ラーメンに、更に調整を加えているんです。
一杯一杯に西山さんの細かな気配りがあったんですね。

さて、エビ塩ワンタンメンが完成しました。

大寺アナ:
わー、美しい麺が。いただきます。
ものすごく麺がモチモチしてます。
石原D:
岡山では本当に珍しいちぢれ太麺
大寺アナ:
スープもまろやかで美味しい。余韻もすごく味わえます。あとからあとからいろんな風味が感じられます。

そして石原Dイチオシのワンタンです。

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大寺アナ:
エビ以外のいろんな風味も口に広がるんですけど、これは何の風味ですか?
西山さん:
カニもちょっと使って、深みを出しています。

どんぶりの中は、もはや「海鮮ラーメン」と呼ぶべき"大海原"でした。

白ネギとともに再びワンタンをいただく大寺アナ。エビのプリプリ感と旨味と、ネギの辛みがすごく相性抜群と満面の笑味。横で見ている石原Dも「俺もたべたくなったな」と、顔がほころびます。

石原Dがこの店をおすすめするポイント、それは荷物篭、そして子供用の椅子、各テーブルには紙ナプキンも。気配りの店・緑屋の基本姿勢が伝わってきますね。

石原D:
塩はラーメン職人を鍛える。ボクはこう思ってる。だから、塩ラーメンをメインに出してくるお店というのは、相当自信がないと多分できないと思う。なんかその心意気をね、みんなに味わって欲しいなとボクは思っています。

あ~、食べたくなったー、とスタジオで振り返る石原Dでした。

店舗情報

店舗名
らぁめん緑屋
営業時間
11:00~22:00
定休日
不定休
駐車場
有り
住所
岡山県赤磐市高屋371-6
交通手段
JR 瀬戸駅 車8分
お問い合わせ
086-956-0002

地図