女性スタッフリポーターからの写真を紹介
青木 日向さん
縁もゆかりもなかった岡山へ移住し、地域の力になろうと頑張る男性を取材しました(#^^#)
農事組合法人 西山維進会 青木 日向さん(29)は、就農8年目。
埼玉県出身で、縁あって岡山県へ移住しました。
元プロボクサーという経歴を持つ青木さん。
地域にとって、パワーあふれる期待の若手です。
青木さんが所属する西山維進会は、トマトやブドウなどを作る生産者12人が所属しています。
青木さんは組織唯一の和牛繫殖農家です。
維進会では、耕作放棄地を再生する活動に力を入れています。
この放牧地も、もともとは米を育てる棚田。
今では牛たちがゆったりとくつろいでいますが、以前は草木が生い茂り、山の一部になりかけていたんだそうです。
それをメンバーで協力して切り開きました。
現在、維進会が管理している農場は、約10か所、合わせて18ヘクタール。
放牧地や牧草地にするなど、土地を有効に活用しています。
すっかり地域になじむ青木さんですが、ここまで頑張ってこられたのは、先輩たちの存在が大きいようです。
青木さんの働きぶりについて、農事組合法人 西山維進会 野村 幸市 代表理事は、「街から来てなれない仕事だと思うんですけど、よくやってくれていると思います。『西山維進会』があってよかったなと言われるような組織を目指して、一緒に頑張っていきたいです」と話します。
左から 吉家 仁さん・青木さん・野村代表理事
青木さんは、「自給飼料を作るなど、地域の人に協力してもらいながら、少しずつ耕作放棄地を減らしていきたいです。今度は次の人が入りやすくするために環境を整えることも、そろそろ自分の仕事なのかなと思っています」と話します。
西山維進会という名前には、『西山地域を“維”持し 未来へ“進”んでいく』という想いが込められています。
青木さんもその想いを受け継ぎ、手を取り合って、地域の将来のために進んでいます。
みなさんと
- リポーター
- 古米沙世