1120日(火)

明治ごんぼう

井原市芳井町特産の明治ごんぼうを取材しましたよ!



明治ごんぼう生産者 河合繁さん(69)です。
河合さんは、13アールの畑で明治ごんぼうを育てています。
今月から本格的に収穫がはじまり、大忙しです。

明治ごんぼうは、香りが高く、肉厚でやわらかいのが特徴です。
見た目は、とにかく太く、長い!
こんなゴボウははじめて見ました(@_@)
今年は、例年に比べて細いごんぼうが多くて頭を抱えていますが、味は変わらず、美味しく仕上がっているそうですよ(●^o^●)!

明治ごんぼうの太さの秘訣は、土にあります。
鉄分を多く含んだ赤土は、栄養分が豊富なので、長くて太いごんぼうが育ちやすいんです。
乾燥すると、土が固くなってしまうので、収穫は大変!



明治ごんぼう専用の重機で、ごんぼうを傷つけないように、少しずつ土を崩してから収穫します。

さらに、明治ごんぼうは、連作に弱く、また来年も同じ畑で育てることはできません。
次に同じ畑で植えるには、3~4年はかかるといいます。
毎年畑を変えなければならないので、明治ごんぼう作りを長く続けるだけでも、かなり大変です。



収穫した後は、一本一本手作業で、丁寧にひげ根をとり除きます。



河合さんは、「好きじゃないとやってられないですよ。手をかけて精一杯これからも作っていくので、是非食べてください」と話してくれました。



明治ごんぼうは、井原直売所と芳井マーケットなどで買えますよ!
是非食べてみて下さいね!
1113日(火)

真庭の銀沫(ぎんしぶき)

みなさんは、銀沫(ぎんしぶき)を知っていますか?



銀沫は、真庭市特産のやまのいもです。
真庭市の観光地の1つ、“神庭の滝”の飛沫にちなんで名づけられました。
かつやまのいも生産組合 宮田政延さん(70)は、組合の共同の畑で、年間6トンの銀沫を出荷しています。



銀沫の特徴は、なんといっても、この白さです!



アクが少なく、時間がたっても変色しにくいんだそうです。
銀沫は、すりおろして食べるのが主流で、粘りが強く、もちのように弾力があります。
すりおろしてみましたよ(^○^)!



真っ白で、綺麗ですよね。
すると宮田さん、突如、すりおろした銀沫をひっくり返しました!



なんと、こぼれ落ちない(゜_゜)!!
宮田さん、満足そうな笑顔です(*^。^*)
何度もひっくり返してみましたが、全く落ちる様子はありませんでした。
想像以上の粘りに驚きです。



食感は、まさしくおもち。
銀沫の優しい甘みが口の中に広がります。
ポン酢やしょう油をかけて食べると美味しいんですよ♪

銀沫は、ひとつひとつ形も大きさも違います。
土に埋まっているので、その出来栄えは掘ってみないと分かりません。
実際に掘るところを見せてもらいましたが、中々理想のものがでてこず、宮田さんも「う~ん」と苦笑いです。



それだけ銀沫は、安定して良いものを作るのはかなり難しいんです。
とても貴重で、生産量も限られているので、幻のやまのいもとも呼ばれています。
宮田さんは、「やっぱり掘る瞬間が、一番やりがいを感じます。特に、良いものが掘れたら、嬉しいなぁって思うんです」と話してくれました。


宮田さんと

今しか味わえない幻のやまのいも銀沫。
出荷は、来月まで続きます。
116日(火)

勝英 白ネギ

勝英の白ネギがもうすぐ、収穫最盛期を迎えますよ!



岡山県奈義町上町川を訪ねました。
白ネギ生産者の織田俊孝さん(68)は、およそ10アールの畑で、白ネギを育てています。


織田さんと

畑に近づくだけで、白ネギの爽やかな香りがしてきましたよ(*^_^*)!



勝英の白ネギは、なんといってもこの白さが特徴です。
香りが高く、シャキシャキとした食感をしています。
焼くと甘みがグッと増すんだそうです。



そんな美味しい白ネギを育てるためには、“土”が重要なんです!



足元を見てみると、畝が少し高くなっています。
白ネギは、“土寄せ”という作業で、生長する度に、上から土をかぶせて育てます。
これは、白ネギを長く太く育てるために大切な作業で、収穫までに5回行います。



収穫は、全て手作業です。
土は、黒ボコと呼ばれる、火山灰が混じった柔らかくてサラサラとしているので、簡単に抜くことができるんです。



白ネギは、軸の白い部分が、30cm以上の長さになったら収穫時です。
それまで、土寄せをして、栄養分をしっかり蓄えられるような環境に整えています。



今年の出来を聞いてみると、やはり、台風には頭を抱えたんだそうです。
白ネギが風で倒れてしまうだけでなく、中には、葉が全てとれてしまって軸しか残らなかったものもあります。
その後、どうにか持ち直し、今月の中ごろには、本格的な出荷を迎えます。
織田さんは、「身体の続く限り、立派な白ネギを育てて、消費者のみなさんに届けたいです」と意気込みを語ってくれました。



今年は、台風の影響もあって頭を抱えることもありましたが、味は変わらず、美味しく仕上がっていますよ!
是非食べてみて下さいね!

1030日(火)

蒜山えのき茸

岡山県唯一のえのき茸の産地、真庭市蒜山を訪れましたよ!



蒜山のえのき茸は、かさが大きくて、真っ白な見た目が特徴です。
茹でても炒めてもシャキシャキとした食感が失われず、比較的日持ちもするそうです。

その理由は、育て方にあります!

えのき茸はこうして、プラスチックのビンで育てられます。



蒜山のえのき茸は、他産地と比べて、ビンの口が狭くなっていて、根元がぎっしりと引き締められています。
こうすることで、根元から軸がしっかりとしたものに育ち、柔らかくならず、シャキシャキとしたえのき茸ができるんです!(^^)!

えのき茸は、ビンに菌を植え付け、そこにオガクズをしっかりと敷き詰めて作られます。
ここには、種菌センターから1日3000本もの菌付けされたビンが運ばれてきます。



ビンの上まで敷き詰められたオガクズを機械でかき出し、水を含ませて、湿度90%、室温15℃の芽だし室で保管します。


えのき茸生産者 池田進さん



これを置いておくと・・・



可愛らしい小さなえのき茸が!(^^)!

その後、ある程度の大きさに育ったら、6~7℃の抑制室で保管されます。



最後に、7℃~8℃の湿度0%の発茸室で乾燥させます。
蒜山のえのき茸の特徴である白さを引き出しながら、
出荷を待ちます。



えのき茸は、種菌センターから運ばれてきてから、およそ55日で出荷することができます。
しかしえのき茸は、同じ時期、同じ環境で育っても、育ち具合もそのスピードもバラバラなので、ひとつひとつ毎日観察して、それぞれに合った環境に移動させたり、同じような成長をしているえのき茸同士をその都度並べ直したりしています。



えのき茸にこんなに手がかかっていることを初めて知りました(゜_゜)

えのき茸生産者の池田久美子さん(65)は、「えのき茸を育てていると、本当にかわいくて仕方がないんです。手がかかるけど、そこがいい」と笑顔で教えてくれました。
さらに、「できるだけいいものを作りたいです。なるべく沢山の方に食べていただけるように、いいものを届けていきます」と話してくれました。


池田久美子さんと

えのき茸は、これから冬にかけて寒くなり、さらに美味しくなります。
寒がりな池田さんは、毎年寒さとの闘いになるそうで、今年もより一層気を引き締めています(*^_^*)!



手をかけて育てられている蒜山のえのき茸。
シャキシャキとした食感はやみつきになりますよ!
是非食べてみて下さいね。