515日(火)

新茶の摘み取り

岡山県内のお茶どころでは、5月に入って一番茶の摘み取りの時期になりました。
私が訪ねたのは、標高460メートルにある高梁市松原町の茶畑です。



この茶畑は、耕作放棄されていたものを、藤田泉さんたちのグループが、5年をかけて復活させたものです。
3メートル以上に伸びていたお茶の木の高さをそろえたり、雑草を刈り取るなどして、ようやくお茶が摘み取れる状況になりました。
きれいな風景は、そんな苦労があってよみがえったんですね。



一番茶は、新しい芽の先、針のような若葉などを刈り取り、香りと味のよいお茶に仕上げます。



実は、藤田さんは、このお茶で、高梁紅茶と呼ばれる紅茶を作るんです。
日本茶と紅茶はもともと同じお茶の種類で、作り方が少し違うだけなんですよ。



藤田さんは、高梁紅茶を有名にした生産者で「日本茶も、紅茶も、岡山産はおいしいことをわかって欲しいのでお茶の情報をもっともっと出して行きたい」と話してくれましたよ。
皆さんも、岡山産のお茶を、ぜひ味わってください。


58日(火)

連島ゴボウの出荷

秋に種がまかれた連島ゴボウの出荷が、先月末から始まりました。



三宅康晴さんの畑には、大きな葉っぱの下にしっかりと、まっすぐにのびたゴボウが隠れています。
実は、手作業でゴボウを抜いているのは、全国のゴボウ産地の中で、ここだけなのをご存知ですか?



なぜなら、連島の畑は砂地で、ゴボウが細く、まっすぐに伸びるので、抜きやすいからです。
そして、白くて柔らかくて、市場の高い評価を得ています。



実は、ゴボウの葉っぱは、とても大きく、太陽の光を栄養分にする力があると同時に、葉っぱに降った雨を自分の根元に導く働きをしているんだそうです。



抜き取られたゴボウは、高梁川の伏流水をくみ上げた、たっぷりの水で、洗われます。
すると、白さとスタイルのよさが際立ったゴボウが現れます。



連島ゴボウは、おととし12月、GI(地理的表示保護制度)の国の認証を受け、品質、地域を代表する産物であることのお墨付きを得ました。
このことで、連島ゴボウの市場での値段は、これまでより高く取引されたほか、生産者のやる気にもつながっているそうですよ。
51日(火)

千屋牛

岡山のブランド牛 千屋牛を育てている 新見市哲西町の横田稔さんをたずねました。
和牛の生産には、繁殖農家と肥育農家があることを知っていますか?

横田さんは、繁殖農家で母牛を飼育し、人工授精で子牛を生ませ8ヶ月まで大きくします。
肥育農家は、その子牛を買い取って、大きく育て、市場に出荷するんです。

繁殖農家は、日ごろは、餌やりに始まり、親牛のブラッシングや体調管理、出産、子牛の健康維持など、忙しい毎日を送ります。

子牛が大きく、良い肉質を持つように、その血統にあわせて、父親の種を厳選します。
先代の後をついで、十数年、横田さんが引く母牛は、岡山県でグランドチャンピオンに輝きました。

横田さんは、「これからも、よい子牛を出せるよう、頑張りたい」と話していました。


424日(火)

春の味覚 たらの芽

春の味覚 山菜の季節です。
新見市哲多町の山菜採り名人 新開利雄さんとタラの芽を栽培している小坂みゆきさんをたずねました。



タラの芽はタラの木の枝の先に出てくる、新芽を採って食べる山菜です。
タラの木は、木の皮にたくさんのトゲが出ているので、厚手のゴムの手袋をしなければ採れません。



採った後は、ごらんのようにきれいに取れるんです。こうすると、また、そこから芽が出てくるんです。



コリコリとした歯ごたえがありますが、柔らかく、噛むと、香りの良い新芽の味が口に広がります。



阿新地域の山菜は、JA阿新の直売所「あしん広場」で購入できますよ。
4月下旬から2週間ぐらいが出荷の最盛期です。