222日(水)

熊山の白ネギ

朝、ネギに霜が降りていました。



白ネギの収穫が行われている赤磐市熊山地区を訪ねましたよ。



約10年前に白ネギの生産が始まった赤磐市の熊山地区。
徐々に生産者が増え、今では18人が白ネギを作っています。
導入当初から栽培を行っている、小林正知(こばやし・まさのり)さんです。


小林正知さん 妙子さん夫妻と

白ネギは稲の冬作として水田を利用して栽培しています。
そのため、小林さんは水はけを良くするのにポンプを使うなど、気を遣っているといいます。



モグラ・イノシシ・シカも出没するといいます。


イノシシが荒らしたあぜ

畑のそばには定期的に電子音を出して、害獣を追い払う装置も設置されていました。



10年前、農業大学校で小林さんを指導したという大野さんは、「立派に育てられている」と感心しきりでした。




東備農業普及指導センター 大野久仁子さんと

収穫された白ネギは、コンプレッサーで皮を剥かれます。



小林さんは、白い部分が30センチ以上、長さが58センチの出荷規格に整えやすいように作業台も作っているんです。


30センチの仕切り


台の長さは58センチ

規格にあわせて整然と並べられた白ネギに惚れ惚れしました。



生産部会の設立も検討され、産地化が進んでいる熊山の白ネギ。
4月頃まで出荷が行われます。


215日(水)

幻の?!米LOVEポーク

米LOVEポークをご存知でしょうか?
まい・らぶ・ぽーくと読みます。


米LOVEポーク

独自に考案した米LOVEポークを育てている、新田善洋さんの養豚場を訪ねました。


新田善洋さんと

一般的に流通している豚は、ランドレース種(L)と大ヨークシャー種(W)をかけたLW種のメスにデュロック種(D)のオスをかけたLWD豚です。
通常のLW種に肉質が良い黒豚をかけたバークシャー種(B)がLWB豚=半黒豚(はんくろとん)です。
半黒豚は、生育が早く病気に強いLW種と、食味に優れたB種双方の良さを受け継いでいます。


半黒豚


半黒豚には黒い斑点があります

この半黒豚に稲SGSを混ぜたエサを与えて育てているのが、新田養豚の米LOVEポークです。

稲SGS(ソフトグレインサイレージ)は、砕いた稲籾に乳酸菌を混ぜた井戸水を噴霧して発酵させたものです。
独特の甘酸っぱい香りがします。


稲SGS(ソフトグレインサイレージ)

半黒豚に稲SGSを2割~3割混ぜたエサを食べさせると、オレイン酸という旨み成分が増し、よりおいしくなります。
また、稲SGSに含まれる乳酸菌の整腸作用でお腹をこわすことが少なく、通常の6か月より早く、5か月から5か月半で出荷できる約120キロの大きさにまで育ちます。


稲SGSの入ったエサを食べる米LOVEポーク

試験生産から数えて4年目、新たなブランドとして大きな可能性を秘めた米LOVEポークです。


28日(水)

コープ産直こめたまご

皆さん“こめたまご”って知っていますか?
なんと、お米(飼料用米)を食べているニワトリが産む 卵なんですよ!


コープ産直こめたまご

コープ産直こめたまごは、岡山県内7農場の生産者が作っています。

その生産者の一人、山室 尊則(やまむろ たかのり)さんに話を聞きました。


こめたまご生産者 山室 尊則さんと

「ニワトリのエサは、主に輸入したトウモロコシを使っていますが、飼料用米をエサの20%配合することにより、食料自給率が上がります。しかも、コクがあって美味しいんです!」
山室さんのオススメの食べ方は、こめたまごの味がしっかりと感じることができる『卵かけご飯』だそうですよ。

また、明るく風通しが良く、鶏の健康にも配慮した「開放鶏舎」で育てていることが、美味しいこめたまごに繋がっているそうです。


山室さんの開放的な鶏舎場 ※山室さん撮影

その生産者の思いを受け取って、消費者のもとへ安全に届けてくれるのが「卵のパッキング工場」です!


株式会社フレデリおかやま(津山市戸脇)

ここでは、卵の洗浄・選別・包装を行う工場なんですよ。


洗浄


人の目でヒビや汚れがないか確認


パック詰め

株式会社フレデリおかやまの谷田 宏(たにだ ひろし)社長は、『農場と消費者の架け橋』になるように頑張っているそうです。
「消費者に安心して食べてもらうように、機械任せではなく、きちんと人の目を通して、厳密な検査をしてから出荷しています」


株式会社フレデリおかやまの谷田 宏社長と

更に、包装されたパックの中に、生産者の名前などを記載し、飼育から販売まで安全を確認できるんですよ。


作り手の顔が見える生産者カード

一個一個丁寧に品質をチェックして、わたしたちの手元に届けられているんですね。

こめたまごは、おかやまコープで販売されています。


みなさんも食べてみてね
21日(水)

山手のセロリ

セロリの出荷が最盛期を迎えている総社市西郡。
私が訪れたのは剣持孝明さんのハウスです。


セロリ生産者 剣持孝明さん・母親の多津子さんと

剣持さんは、20アール3棟のハウスでセロリを栽培しています。
ハウスに入るとセロリの芳香に包まれます。
7月に種を蒔いたセロリは約6か月かけて、出荷できる60センチにまで成長します。



手作業で収穫していきます。



大きいセロリは1株1.8キロにもなります。





私も食べてみました。



新鮮なセロリは苦味が少なくて、とてもみずみずしくてびっくり!
剣持さんはこれがセロリ本来のおいしさだと話してくれました。


みずみずしいセロリの断面

剣持さんのセロリがおいしいのは、水の管理をしっかりしているから。
3日に1度1時間かけてじっくり水をやることが、みずみずしくておいしいセロリにつながっているんです。



葉っぱも天ぷらやお好み焼き、キムチにして食べるとおいしいんですよ。



4・5月頃まで出荷が続く山手のセロリ、JA岡山西の山手直売所で購入できますよ。