926日(火)

備南の千両なす

ずらりと並んだこの箱、何だかわかりますか?
等級ごとに分けられた千両なすが入っているんです。
3か月に1回、生産者がなすの規格を確認する「目慣らし会」をするんですよ。



今回は今月初めから出荷が始まった千両なすを紹介します。
岡山市南区の備南地区です。
備南地区は、91人の生産者が、15.5ヘクタールで年間約2000トンの千両なすを栽培する一大産地です。


千両なす

JA岡山 備南施設茄子部会の坂手修一部会長のハウスを訪ねました。
坂手さんのハウスでは、8月末に苗を植え、今月9日から収穫が始まりました。


JA岡山 備南施設茄子部会 坂手修一部会長

出始めの千両なすは、 特に皮や果肉がやわらかくておいしいんですよ。
このあたりでは、「さしみ」と言って食卓にのぼるほど。
私もとれたての千両なすをいただいてみました。



ほのかにリンゴのような風味があるんです。

畑でとれたてをそのまま食べられるのには理由があります。
畝にゴマの茎を置いています。



ゴマにつくタバコカスミカメがなすの害虫、ミナミキイロアザミウマを食べます。
こうした取り組みで農薬を極力減らすことができるからなんです。

こうして作られる高品質の千両なすは、漬物用として京都市場での評価が高いんです。
全体の3分の1が京都に出荷されています。
翌年の6月までほぼ年間を通して収穫が続く千両なす、これから1か月半の間、旬の秋なすとして出荷が最初のピークを迎えます。



JA岡山 備南施設茄子部会では、新規就農者を募集しています。
お問い合わせは
JA岡山備南営農センター
086-363-5122


待ってるよ~
919日(火)

勝英の利平栗

利平栗の出荷が始まった勝央町の石原敬一さんの栗畑を訪ねました。


利平栗生産者 石原敬一さん(88) 妻の幸子さん(86)と

石原さんは、勝央町上香山の60アールの畑で利平栗を作っています。



利平栗は大きくて粒ぞろいが良くてしかも甘い、栗の王様です。


利平栗

今年は4月頭にクスサンという害虫の毛虫(このあたりでは「やまたろう」と言う)がたくさん出たり、8月に曇天が続いて日照不足が心配された利平栗ですが、9月17日から出荷がはじまりました。
できは平年並みだそうですよ。


収穫の様子

熟して落ちた栗を足で押さえ、火バサミで取り出します。



石原さんが、良い栗の見分け方を教えてくれました。



味は変わらないということですが、右の「しゃくんどる」(=反り返っている)栗は皮がむきにくいので、左の実が膨らんでいるものが皮がむきやすく良いのだそうです。

ちなみに収穫に適さない成熟しなかった栗をこのあたりの方言で「しーらー」と言うんですよ。


しーらー

出荷された利平栗は選果場で、サイズごとに分けられます。



ピーク時には1日2~3トンにもなるという利平栗の出荷は10月中旬まで続きます。


912日(火)

備北のピオーネ

ピオーネといえば、上品な味わいと見た目の美しさから贈答品としてもよく売られていますよね?
JAびほくでは、出荷の際、特にもっとも良いブドウに“特秀”と呼ばれる最高等級が付けられます。


特秀のピオーネ

実は、JAびほくでは、2年前まで最高ランクは“赤秀”だったんですが、さらに良いブドウがたくさん出てきたため、赤秀よりもさらに上の“特秀”が昨年から作られたそうなんです。

ピオーネ生産者たちは最高ランクの“特秀”を取るために頑張っているんです!
きょうは“特秀”のピオーネを作る秘訣を探るべく、高梁市のブドウ生産者・平松 幹男(ひらまつ みきお)さん(70)のほ場に難波リポーターと行ってきました!


びほく農協ぶどう生産部会の平松 幹夫 副部会長と

“特秀”を取るポイントは、味わいが最高なのはもちろんですが、
・一粒18g以上と大きく、粒の間隔が詰まっているものを作ること
・着色がしっかりあって、黒いものを作ること
なんだそうです。

一粒18g以上の大きい粒のピオーネを作るためには一房一房しっかりと養分を行き渡らせる必要があります。
そのために3m間隔に設置された柱を目印にして、その間にピオーネがだいたい18房になるように調整しているんです。



そして、形が良くて粒同士の間隔が詰まっているものを作るためには、粒の間引きが重要です。
まだ房が小さい時に成長した姿を想像しながら粒を間引く作業に、ブドウ作り30年の平松さんの熟練の技が生かされています。
丁寧な間引きのおかげで、肩(枝のところ)までびっしり粒が詰まったピオーネができていましたよ~!


粒が肩までびっしり!:おいしそう~♡

さらに、黒いピオーネを作るためには、色づきが始まる7月ごろの昼夜の寒暖差が重要です。
平松さんのほ場は標高約290mのところにあり、昼間は熱く、夜は涼しくなりやすいため、黒いピオーネを作るのに最適な場所にあるんです!

平松さんのほ場:雲海も一望できました!

平松さんは、「今年の出来はまずまずだけど、“特秀”を取って、みんなに喜んでもらえるブドウを作りたい!」と意気込んでいましたよ!!!!

“特秀”のピオーネが出る日が待ち遠しいですね(^^)♪

95日(火)

オーロラブラック

岡山生まれ、岡山育ちのぶどう オーロラブラックです。


オーロラブラック

2003年に導入されたオーロラブラック。
粒が大きくて、糖度も18度以上と甘いんです。
その上、皮が薄くて、皮ごと食べられるんですよ。
赤磐市是里で、栽培に取り組む田村敏浩さんの畑を訪ねました。


オーロラブラックの生産者 田村敏浩さんと

田村さんのブドウ畑は、標高約300メートルの高地にあります。



JA岡山東の管内では、5.5ヘクタールで栽培されているオーロラブラック。
田村さんは、栽培を始めて7年目です。



今年の出荷は、今月に入って始まりました。
気温が高かった上に、雨も多かったことから、粒が大きくなりました。



おいしいオーロラブラックを作るためには、木が元気なことが重要です。



そのために、田村さんが力を入れているのが土作りです。
「ミネラルや鉄分を含むブドウの栽培に適した是里の赤土に 肥料をしっかりやっている」と話してくれました。


是里の赤土

オーロラブラックは、粒が大きくて脱粒しにくく、日持ちがするということで注目されています。
海外への輸出を視野に入れた取り組みも始まっているんですよ。


出荷作業

今週9月9日(土)是里むら収穫祭が開かれます。
・時間 午前10時~午後2時
・場所 リゾートハウスこれさと


昨年の収穫祭の様子

目玉はブドウの直売です。
朝採れの新鮮なオーロラブラックやピオーネなどがお得に購入できますよ。


是里むら収穫祭に来てね~