1121日(火)

雄神のあたご梨

あたご梨の出荷が行われている 岡山市東区雄神地区の横山昇さんの梨畑を訪ねました。


あたご梨生産者 横山昇さん(68)と梨園のみなさん

昭和58年からあたご梨の栽培が始まった雄神地区。
全国一の産地です。



山の斜面にある横山さんの畑には、大きなあたご梨がたわわに実っていました。
40アールの畑になんと2万4000個のあたご梨です。



まず気になったのがこの袋。
新聞紙かと思いきや、こういうデザインなんだそうです。
専門的なことが書いてあって勉強になりそうです。



袋を取ってみると綿がつけられていました。



こうすることで、雨などが袋の隙間から入って、汚れがつくのを防ぎます。
袋をかけるときにひとつひとつ綿をつけるんだそうですよ。



早速収穫してもらいました。
簡単にとれるんですよ。



私の顔と比べてみるとその大きさがわかりますよね。
重さはずっしり約1キロ!
国内最大級の大玉の梨です。



早速、食べてみました!
今年は、平年より若干小玉傾向だということですが、夏に雨が少なかったこともあって味は上々なんですよ。



横山さんにおいしいあたご梨の見分け方を教えてもらいました。
上から見ると形が整っていて、



下から見ると、底が少し盛り上がってぼこぼこと波打った感じになっているのが良いんですよ。



大きくて日持ちがし、贈答用としても喜ばれるあたご梨。
12月下旬まで、出荷が続きます。



問い合わせ
JA岡山雄神事業所
086-943-2260

ところで、今年から後継者として梨作りを始めた息子の貴彦さん(41)は、お嫁さん募集中です。


横山貴彦さん(右)
1114日(火)

勝山特産やまのいも銀沫(ぎんしぶき)

勝山特産やまのいも銀沫。
収穫が最盛期を迎えている真庭市山久世を訪ねました。



銀沫は、名瀑 神庭の滝の銀白に輝く滝のしぶきにちなんでその名がつきました。


神庭の滝

銀沫は、全国でも2か所しか作られていない希少価値の高いやまのいもなんですよ。
この地区で銀沫を栽培している福島康夫さんです。


銀沫生産者 福島康夫さん

福島さんが掘ると真っ直ぐ形の良い銀沫がザクザク。



皮をむくと真っ白です。



おろし器ですってみました。
すごい粘り気です。



なんと、逆さにしても落ちないんですよ!



味はほんのり甘みがあって、食感はふわとろ!
とてもおいしいんです。
このような形が良くおいしい銀沫を作るのには、福島さんたちの地道な取り組みがありました。



勝山地区で組合を設立して本格的な銀沫の栽培が始まったのは、2003年です。
当初は種芋の確保も難しく、岡山県農業開発研究所に依頼し、バイオ技術を使って種芋を増やしました。
また、真っ直ぐのよい形にするため、試行錯誤を重ね、今のような形の良い銀沫ができるようになったのは、ここ5年ほどのことです。



来月初めまで収穫される銀沫。
JAまにわの直売所 健康の里などで購入できます。
117日(火)

つやま生姜

笹のようなこの葉、何の葉かわかりますか?



実は生姜の葉なんです。

今回は、つやま生姜を紹介します。
津山の生姜の栽培は、昭和20年頃から佐良山地区で始まりました。
今は上横野や堀坂などで年間約100トンの生姜が栽培されています。


津山市上横野

津山市上横野でつやま生姜の栽培に取り組む中井秀男さんの畑を訪ねました。


生姜生産者 中井秀男さん(71・中央) 妻の惠子さん(69・左)と

畑に入ると生姜の爽やかな香りがします。


生姜畑

中井さんが畑を掘ると



生姜の塊が出てきました!



少し泥を落とすと新生姜は、真っ白なんです。



洗って皮をむいて、試食してみました。
採りたてもおいしいんですよ。



おいしい生姜を作るためには、様々な工夫がされています。
茎が折れやすいのでネットを張って、折れないように防いでいます。



生姜を白く保つために藁を敷いて、陽が当たらないようにしています。



つやま生姜は、「囲生姜(かこいしょうが)」として出荷されています。
囲とは貯蔵のことです。
約13度の温度に保たれた貯蔵庫で、1か月以上貯蔵すると皮の色が茶色がかった「囲生姜」になります。


新生姜(左)囲生姜(右)

津山は「囲生姜」では、岡山一の産地です。
今の時期に収穫したつやま生姜は、1年かけて出荷されます。


1031日(火)

奈義町のサトイモ

奈義町でサトイモを栽培している定森憲之(さだもりけんし)さんの畑を訪ねました。


サトイモ生産者 定森憲之さん(82)と

サトイモは奈義町を代表する農産物です。
栽培の歴史は古く、江戸時代にはすでに栽培されていたんですよ。
今でも約5ヘクタールで栽培されています。
特産農産物のキャラクターにもなっています。


さと丸くん(奈義町特産農産物キャラクター)

定森さんは、那岐山の麓にある畑で、約20年前からサトイモの栽培をしています。


定森さんのサトイモ畑

10月22・23日に接近した超大型台風21号の影響で吹き荒れた広戸風(ひろどかぜ)で、サトイモの葉は葉脈だけになっていました。



しかし茎は太く、しっかりしていました。
サトイモは茎が太くなるほど大きくなるといわれています。



果たして、できはどうなのでしょうか。
定森さんに掘ってもらいました。
ショベルで掘るんですよ。



大きな塊が出てきました。
これ全部サトイモなんです!



こんなに大きいんですよ。



塊ごと洗ってみると、こんな感じで芋がついているんです。



奥の大きなのが親芋、その手前についているのが子芋、子芋についているのが孫芋です。



解体するとこんな感じです。
私たちが食べるのは孫芋です。


左から親芋・子芋・孫芋

定森さんは、今年は虫もつかず、口触りの良い、おいしいサトイモができたと話してくれました。
奈義町のサトイモがおいしくできるのは、このあたりに広がる「黒ぼこ」と呼ばれる火山灰を含んだ黒土が栽培に適しているからなんです。


黒ぼこ

奈義町特産のサトイモの収穫は1月まで続きます。