718日(火)

勝英のリンドウ

リンドウの出荷が始まっている奈義町の前島務さんの畑を訪ねました。


リンドウ生産者 前島務さんと

JA勝英管内では、15年ほど前にリンドウの栽培が始まり、今では15軒の農家が生産しています。
前島さんの畑は、鳥取との県境に近い、奈義町馬桑にあります。



前島さんは、夏でも涼しい気候を生かして、去年、リンドウの栽培を始めました。
去年5、6月に植えたリンドウは、一年で、私の身長よりも高く生長しています。



7月から10月まで、出荷が続けられるよう、4つの品種を栽培しています。
今は、最初に出荷する品種「ながの極早生」が終わり、次に花をつけてきている「おかやま夢りんどう早生2号」の収穫を控えています。
リンドウは、一番上の花が大きくなったら収穫します。


おかやま夢りんどう早生2号

リンドウの栽培で一番気を遣うのは、病気や虫の防除です。
病気を防ぐため、収穫はハサミではなく手で行います。



蜂が来ると花の色が変わるため、畑全体にネットをかけています。



丹精こめてリンドウを栽培している前島さんは、「まっすぐで花ぞろいの良い、リンドウを作っていきたい」と話してくれました。
お盆やお彼岸に需要が高まるリンドウ。
前島さんのリンドウは奈義町にある直売所、なぎ高原山彩村やアダージョで購入できますよ。


711日(火)

桃太郎トマト

岡山のトマトの産地、JAびほく・阿新・まにわの3JAが共同で、今月7日、桃太郎トマトの出荷進発式を行いました。


岡山県産桃太郎トマト出荷進発式

そこで、トマトの出荷がはじまった新見市哲多町の井藤孝久さん 朝子さん夫妻のハウスを訪ねました。


桃太郎トマト生産者 井藤孝久さん 朝子さん夫妻と

ハウスがあるのは、標高450メートルの山の上です。
寒暖差のある山の上での栽培が、甘くておいしいトマトを育みます。


正面の山上に小さく見えるのが井藤さんのハウス

今年は4月の中頃に苗を植えました。
わき芽を取るのは、孝久さんの担当です。



1本の苗は、最終的には5メートルにまで伸び、11月の終わり頃まで収穫が行われます。
そのためには3段目までは実を3つまでしかつけないようにしないといけないということで、重要な作業です。

収穫は朝子さんの担当です。



消費者の手に届くときに程よい熟し具合になるように、少し青みがかった状態で収穫します。



少し熟したものをいただいてみました。
甘くてとてもおいしいんです。



白いシートで清潔感のあるハウスは、天井がUVカットしてあって、特定の害虫を活動させないようにするなど工夫されているんですよ。



井藤さんは、「天候など自分の思ったとおりにならないところは大変ですが、今年はできが良い」と笑顔で話してくれました。



桃太郎トマトは、岡山県内のスーパーで購入できます。
74日(火)

蒜山の高原レタス

真庭市蒜山で高原レタスに取り組む入澤靖昭さんの畑を訪ねました。


レタス生産者 入澤靖昭さんと

西日本で夏場の栽培が難しいと言われるレタスですが、入澤さんは、蒜山高原の夏でも夜が涼しい気候を生かして栽培に取り組んでいます。


高原レタス

4月中頃に植えたレタスが今、収穫の時期を迎えています。


収穫の様子

ひとつずつ丁寧に手作業で収穫していきます。



収穫したレタスを半分に割ってみるとこんな感じです。


レタスの断面

早速、いただいてみました。



シャキシャキして甘くてとてもおいしかったですよ。

甘くておいしいレタスの芯を切ってみると、白い乳液が出てきました。


乳液

新鮮な証拠だというこの乳液は、とても苦いんです。
葉が甘いレタスの乳液がこんなに苦いだなんて意外でした。
レタスの和名ちしゃは、この乳液から来てるんだそうです。

蒜山の高原レタスがおいしいのには、火山灰を含んだ土、黒ボコにもその秘密があるんです。
入澤さんは「黒ボコには有機物が多く含まれていて、肥料の肥効を助けてくれ、レタスに合っている」と教えてくれました。


黒ボコ

11月まで出荷が続く高原レタスは、蒜山にある、ふるさとふれあい特産館で購入できます。


627日(火)

牛窓の冬瓜

これから出荷が最盛期を迎える牛窓の冬瓜。
山本和博さんの畑を訪ねました。


JA岡山牛窓夏野菜部会 山本和博部会長と

瀬戸内市牛窓町は、70人の生産者が栽培に取り組む全国有数の産地です。
海が近く、夜間の温度が低くなりすぎないことや、何日も雨が降り続くことが少ない、牛窓の気候が冬瓜の栽培に適しています。


冬瓜畑

冬瓜は1、2月に種を蒔き、3月に苗を畑に植えます。
花の下についているのが、「なりご」です。


なりご

畑にはわらを敷いて病気にならないようにしています。


わら

なりごがだんだん大きく生長し、3、4キロの大きさになったら収穫します。


収穫期を迎えた冬瓜


収穫の様子

こうして大切に育てた冬瓜ですが、収穫のとき、なんと投げるんです。



これ、冬瓜を落として実が傷つくことや、つるが折れることを防ぐためなんです。
岡山は全国有数の冬瓜の産地ですが、県内への出荷量はわずか8%。
冬瓜を食べる習慣があまり無く、本格的に小売店に並んだのもここ5年くらいのことなんです。



保存性が高く、いろんな料理に合う冬瓜。
6月28日掲載のレシピでおいしい食べ方を紹介しますよ。