426日(金)

第2回 スイカ定植・トウモロコシのまびき・オクラ種まき

今回は、大玉スイカの定植作業から!

スイカの種をまいたのは3月中旬。

1か月ちょっとでこんなに大きくなっていましたよ!

葉っぱが元気!今のところ生育順調です(*^^*)

3月に種をまいたスイカの葉


本葉が3枚くらい出たら定植のサインとのこと。

畑に移し替えていきますよ。


つるが伸びることを想定し、マルチシートに80センチの間隔で穴をあけ、植え付けます。

(※プランターでの栽培に挑戦する人は、小玉スイカがおすすめ♪)

スイカの定植作業
〈80センチの間隔わかるもの〉


ここで今回のたむたむポイント!!

☆【種なしスイカを植えるときは 隣に種ありスイカを植えるべし】☆


種なしスイカの「雄花」の花粉が「雌花」についても、実がつきません!

ですが、種ありスイカの「雄花」の花粉が種なしスイカの「雌花」につくことで、実がつくようになるそうですよ☆

種なしスイカを植えるときのポイント図解
〈青…雄花 赤…雌花〉


花粉の交配はミツバチが行うことが多いので、基本的には人の手を加える必要はないそうです!

苗を畑にうつしたら、ふんわりと土をかぶせます。

スイカを植え替える難波さん


このとき、土をぎゅっと固めすぎないように気を付けたほうがいいそうです!

固めすぎると、根が出にくくなってしまうんだとか。

優しく、優しく、土を寄せましょう(*^^*)


続いて、2週間前に種をまいたトウモロコシ。

種を2粒まいたので、芽が2つ出てきました(´▽`*)かわいい!

2週間前に種をまいたトウモロコシの葉


この状況で必要なのが「まびき」作業。

元気な芽を残して、元気のない芽をハサミで切ります!


切るときは、土の中までハサミを入れます!

芽の上のほうで切ってしまうと、そこからまた同じように芽が出てきてしまうのでまた取らないといけなくなるそうですよ!

まびき作業


さらに、今はオクラの種をまく時期!

オクラの種


1つのポットに3粒ずつまくことが、種まきのポイントです。

オクラはかなり丈夫な植物。

1株のみで育てると、早く大きく育ち、実がかたくなってしまいます。

ですが、3株一緒に育てることで、土の中の栄養が分散されて、やわらかいオクラに育ちやすいそうですよ♪

オクラの種まき
 

レポーター
難波紗也
412日(金)

第1回 トウモロコシ種まき・メロン鉢上げ

たむたむこと田村幸治さんに野菜作りを教わる新企画!

「たむたむの野菜レッスン」が本格始動です(*^▽^*)

たむたむこと田村幸治さん


今回は、トウモロコシの種まき!

1週間前に、育苗用の土と肥料を混ぜ、畝立てをしておきました。

育苗用の土と肥料


そこにマルチシートをかけていきます。

シートをかけることで、土の温度が上がり、育ちやすくなるそうですよ♪

また、雑草が生えてこなくなるというメリットもあるんだとか。

マルチシートをかける作業


ここに、専用の道具で穴をあけていきます。

穴の中に、トウモロコシのタネをまくんです。

マルチシートに穴をあける専用の道具

穴は、30センチの間隔であけていくといいとのこと!

マルチシートに穴をあけていく作業


ここで今回の、たむたむポイント!!

☆【トウモロコシを作るときは 10本以上作るべし】☆


トウモロコシは、花粉(雄穂)が、ひげ(雌穂)に落ちることで実がつきます。

株を隣り合わせでたくさん植えることで、隣の株からも花粉(雄穂)が飛んでくるので、より実がつきやすくなるんだそうですよ。

トウモロコシの授粉の図解


育てるのは「おおもの」という品種!

種子消毒がしてあるので、タネはピンク色です。

目立つ色ですよね!

トウモロコシの種


タネは、1つの穴の中に2粒ずつまきます。

人差し指の第一関節くらいの深さがベスト。

芽が出てきたら丈夫な方を残して、最終的には1本にするそうです。


4月中旬は、まだ朝晩が寒いので、不織布をかけておくと、より育ちやすいですよ♪

田村さんと難波さん


続いては、3月24日にタネをまいておいたメロン!

タネの向きをそろえてまいたので、芽の向きもしっかりとそろっていますね!

本葉が出てきていましたよ。

メロンの苗


今回は「鉢上げ」という作業を行います。

「鉢上げ」とは、セルトレイで発芽した苗を、ポットに移し替えること。

土の量が増えるので、もっと元気よく育つようになります(*^-^*)


まずは、ポットに半分くらい土を入れ、土台を作ります。

その上に苗を乗せ、周りに土を入れていきます。


水をやることを想定して、1センチくらいのスペースを残して土を入れましょう。

このまま育てて、およそ2週間後、畑へ定植します(´▽`*)

ポットに入れ替えたメロンの苗

田村さんと難波さん
 

レポーター
難波紗也
322日(金)

野菜栽培講座 準備編!

2024年4月から、新企画が始まります!

JA全農おかやまの、“たむたむ”こと田村幸治さんに、野菜作りを教わっていきますよ!(^^)!

JA全農おかやまの田村幸治さん


番組を見た皆さんが、直売所に出荷できるレベルの野菜を栽培できるようになることが目標!

“たむたむ”に栽培技術を教わって、おいしい農産物を作ってみませんか?(#^^#)


私も、たむたむとおそろいのエプロンを着て、気合十分です!

難波さんと田村さん


まずは、栽培を始めるために、用意するものなどを教えてもらいました!

今回は「準備編」ということで、初回、すぐに育苗を始められるように夏野菜の種をまいておきます(*‘ω‘ *)


使うのは、種まき用の土。

これを、「セルトレイ」と呼ばれる小型ポットが連結しているトレイに入れます。

土の量がまばらにならないよう均一にして、全体を水で湿らせます。

種まき用の土


この企画では、野菜作りのポイントについて教えてもらいます!

その名も「たむたむポイント」!!


☆【種まきをするときには 種の向きに注意すべし】☆

種の向きをそろえずにまくと、出てくる芽の向きもバラバラになって、日光が均等に当たりません。

ですが、種の向きをそろえることによって全部の芽に同じように日光が当たるので、同じように大きくなってくれるんだそうです!

向きを揃えられた種


種の向きをそろえたほうがいいのは、カボチャやキュウリ、スイカなど、出てくる双葉が大きいもの。

ナスやトマトなどは双葉が大きくならないので、種の向きをそろえなくても大丈夫なんだそうですよ。

田村さんに習って種まきをする難波さん


ちなみに、カボチャの種は、とがっているほうから芽が出てきます。

かぼちゃの種


同じ向きにまいて土をかぶせ、水をたっぷりやります。

種に水をやる難波さん


次回は、出てきた芽をポットにうつす鉢上げ作業などを行うので、皆さんは、マルチシート・肥料・育苗用の土・ポットを準備しておいてください!

野菜作りを楽しみましょう(*^-^*)

マルチシートと肥料と育苗用の土とポット
 

レポーター
難波紗也