8月8日(水) よる7:00~7:55

語りつぐ戦争証言2012

広島・長崎の原爆は知っていても、岡山空襲は知らない。
という若者が増えている。
戦争体験者の高齢化。語り部は減り、記憶の風化が進む。
「メッセージ」では視聴者の戦争体験を募集したところ「これが最後になるかもしれない」との思いのこもる投書が寄せられた。
世紀の愚策「インパール作戦」に参加し、「白骨街道」から生還した者が語る戦地の狂気。
被爆から数日後に命を落とした一般市民が、死の間際に書き残した原爆投下直後の広島の惨状。
時空を超えて語り部たちが紡ぎあう戦争残酷物語。
体験した者しか知りえない生々しい証言が、二度と繰り返してはならない戦争の愚かさを訴えかけてくる。


写真= 牛窓の防空監視哨。飛来する敵機を監視していた