4月18日(水) よる7:00~7:55

こんぴら歌舞伎 次代へ~歴史を受けつぐ若者たち~

築177年、現存する日本最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居」、通称「金丸座」。
多くの歌舞伎役者がこの舞台に憧れる。そして若干22歳の四代目中村歌昇もまたそのひとりだ。今年の「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は歌昇とその父三代目中村又五郎の襲名披露。「所作の持つ意味など、金丸座から学んだことは多い」という又五郎と共に、歌昇は憧れの舞台にのぞむ。
香川に春を呼ぶ恒例の行事「四国こんぴら歌舞伎大芝居」は今年28回目を迎える。役者、そしてその芸を陰で支える職人たちにも、近年は若手の活躍が目立ち始めている。願うは「100年続くこんぴら歌舞伎・・・」。次世代につながりゆく芸・技・心とは。
そこにこんぴら歌舞伎の魅力が見える。


写真= 中村歌昇、旧金比羅大芝居(通称「金丸座」)