淵本 文枝

 今日のラジまるは、岡山市北区西花尻の岡山県古代吉備文化財センターへ。


『岡山県の刀剣ー刀剣が語る古墳時代ー』が4月14日まで開催されています。古代吉備文化財センターが所蔵する刀剣類を一同に展示して、刀剣類からわかる岡山県の歴史を紹介しているものです。

岡山市中区百間川原尾島遺跡から出土した銅剣。東区浅川2号墳。

古墳時代中期になると、刀へと。大きく変化していきます。
赤磐市前内池4号墳出土の刀。

後期は装飾のある刀が出土されています。真庭市土井2号墳出土の刀。
大和政権から配布されたものと推測されます。時代によっての変化がわかります。

また岡山県古代吉備文化財センターでは、昨年10月から総社市にある備中国分尼寺跡の発掘調査を実施しています。1月29日(月)から2月2日(金)まで10時から12時、13時から15時の間、現地公開をします。発掘作業を行っている中での随時見学となりますので、見学中は調査員の指示に従ってくださいとのことです。興味のある方は。ぜひ見学してみてください。

午後は、都窪郡早島町早島の生活介護事業所『ぬかつくるとこ』にお邪魔しました。

築100年以上の蔵を改修した『ぬかつくるとこ』には、様々な年齢の人たちが毎日20人ほど通っています。やりたいことを無理せず、好きなときに好きなことができる空間です。今日は、敷地の一角に、毎月最終金曜日、土曜日に開催する「ぬかるみ商店」が出ていました。皆さんのアート作品を展示販売していましたよ。



アートを中心とした様々な活動や、イベントの開催をしていますが、恒例のプロジェクトの1つ、毎年行っているコンテスト『なんでそんなん大賞』の募集が今月末まで行われています。今回で4回目を迎えるコンテストで、身の回りの『なんでそんなん』を応募してください。自分では理解し難い他者の行為や出来事を、『何でそんなん』と名付けて、それに対してツッコミを入れて面白く捉え直すと言うプロジェクトです。
例えば、今日も井戸の上に展示してあったのですが、通所している方の、日々の行いーガムテープをこよりにーずっと作り続けているものをとっておいたら、大きなオブジェに。なんでこんなん?〜ただ捨てずに撮っておいただけでも、振り返ると何かしらいい感じなものになっている〜  みたいな…

400もの事例がホームページに載せてあるので参考にしてみてください。エントリーは、オフィシャルホームページnandesonnan.comの投稿フォームにどうぞ。大賞の商品はなんと米1俵!年齢、性別、国籍、障害の有無等は問いません。誰でも応募できます。締め切りは1月31日。結果発表は2月25日です。