淵本 文枝

今日のラジまるは、岡山市中区門田屋敷にあるギャラリーさとうへ。

現在、ギャラリーさとうでは、『和顔愛語 硝子ひなまつり展』が開催されています。

5人のガラス作家が作ったお雛様が一堂に揃っています。

お雛様

有松啓介、尾崎加奈、坂根秀子、白神典大、平井睦美。

岡山で活躍するベテランから若きガラス作家が5人揃いました。

硝子作家、有松啓介さんにお話を伺いました。

有松啓介さん

お雛様のように小さい作品をガラスで作るのは、ガラスが冷めないうちに素早く作業をしなくてはいけないので、高度な技術が必要なんだそうです。

光を取り込み放つ硝子だからこそ、明るい雰囲気も楽しめるのではないかと、ご自身の作品を眺めながらお話して下さいました。

レース加工を施したお雛様。

お雛様

お道具の細工も凝っています。

ベンガラを入れるとこんなオリーブグリーンになるんです!

うさぎのお雛様。

うさぎのお雛様

佇まいがとても可愛く素敵です。

今年の干支ですね。

サンドブラストで着物柄を描き、モダンに。

絵付けしたものや、動物モチーフのものも。

様々なガラス作品

今回の和顔愛語は、穏やかな顔で愛を込めて作品を作っていきたい。

そんな気持ちを込めてつけたタイトルだそうです。

自分のための雛人形を。

現代建築の中でもマッチしそうなガラスのお雛様。

ガラス作品

ぜひお気に入りを見つけに行ってはいかがでしょうか。

2月19日までです。

有松さんと

午後は岡山県天神山文化プラザへ。

12日(日曜日)まで、明誠学院高等学校特別芸術コース 第20回卒業制作展が開催されています。

卒業制作展の作品

3年間、高校時代で学んだことの集大成としての作品発表です。

美術・デザイン系、書道系のコースで学ぶ生徒の力作がずらり!

生徒の力作

218点の展示だそうです。

3年生の美術デザイン系コースで学んだ合田理穂菜さんの作品。

全国高校総合文化祭岡山県代表に選ばれた『重力の1/6』。

『重力の1/6』

吹奏楽部の同級生の朝練の模様を描いた大作です。

合田さん

今年は書道系コースでは、1・2年生の作品の展示もされていました。

2年生の山本雫流さんの作品。

平安時代の麗花集より、かなの書、36枚の大作です。

山本雫流さんの作品

書道を専攻できる高校は大変少なく、遠方から通う生徒さんも多いとか。

2人とも美術や書道の先生になりたいと夢の実現に近づいています。

書道作品

若い生徒さんたちのエネルギーをいっぱいいただけました!

頑張ってくださいね!