淵本 文枝

今日のラジまるは、赤磐市を走りました。

赤磐市地域おこし協力隊の戸田洋美さんは、1年3ヶ月前に赤磐市にやってきました。

赤磐市の魅力を発信していますが、このコロナ禍に、地元のものを使った魅力のある何か新しいものができないか考え、去年の秋から規格外や廃棄処分になる赤磐産のぶどうを使った除菌ウェットティッシュの開発企画をスタートました。

戸田さん

本来、廃棄されてしまう規格外などのぶどうを発酵させ、そこから抽出したエタノールでつくります。
天然由来99%。
予算はクラウドファンディングで協力を呼びかけ、製造費用の1部にあてたそうです。
協力していただいた方には、エシカルな考えを持つ、きっかけになってくれればと戸田さん。

今年8月末には『岡山・赤磐産ぶどうから生まれた除菌ウェットティッシュ』3万個が完成しました。
企業のノベルティーなどに使ってもらう他、まもなくふるさと納税の返納品として、果物に添えて贈られることになったそうです。

なんと、今日ぶどうに続く桃バージョン『岡山・赤磐産白桃から生まれた除菌ウェットティッシュ』も完成、戸田さんの手元に届きました。
これも桃のパッケージがピンクでとても可愛いですよ。

『岡山・赤磐産ぶどうから生まれた除菌ウェットティッシュ』と『岡山・赤磐産白桃から生まれた除菌ウェットティッシュ』

天然由来99%。
つまり桃から抽出させたエタノールで作られているもの。
しかもバイオマス100。
すべて環境に良い素材でできているそうです。

現在は岡山市の晴れの国岡山館で販売されています。

新しい試みが形となってついに完成!
これからもどんどん斬新なアイディアで頑張ってくださいね。