淵本 文枝

岡山市北区浜の岡アートギャラリーで現在陶芸家、矢加部徳公さんの作品展が開催されています。

タイトルは「そこに在る」。
コロナ禍で人と直接関わりづらくなっていますが、それを埋め合わせるように、人に寄り添ってくれる優しい作品が100点余りそろっています。

ふたの形が特徴的な作品

オブジェが生き物のようで、白兎のような耳がついているように見える一輪挿しや、海の中の生物に見えるものなど、矢加部さんの優しいお人柄がとても表れているようでした。

白兎のような耳がついているように見える一輪挿し

唐津の土を使っているそうですが、釉や焼き方で色も風合いも全然違っています。
やはり、陶芸は奥が深いですね。

味わい深い風合いの作品

よく見ると、のこぎりを使って、リズミカルな細かい模様が入っているものもありました。

この個展は26日まで。
優しい気持ちになれる作品であふれていました。

午後は岡山市東区光津のログハウス「想像してごらん」にお邪魔しました。

目の前の5,000平米の田んぼに今、レンゲが満開!

ログハウスの目の前に広がるレンゲ畑

明後日、25日11時~17時まで、レンゲストックという広大な大地とレンゲに囲まれた、ミュージックフェスが開催されます。
去年新型コロナの影響で中止となり、今年やっと開催となります。

アコースティックを中心におよそ10組のミュージシャンが揃い、レンゲ畑のステージで音楽を奏でます。
フード・ドリンクや、子供たちも楽しめるワークショップなど盛りだくさん。

そして、なんといってもレンゲ畑に自由に入れて、レンゲも摘んでいいですし、寝っ転がってもいいそうです!

自由に入れるレンゲ畑

ログハウスオーナーで、田んぼの持ち主でもある奥江剛さんは、「子供たちに土に触れて、思いっきり大地を感じる体験をしてほしい」とこのレンゲストックを企画されたそうです。

当日は汚れてもいい恰好でお越しくださいとのこと。
地元の方と小学生以下は入場無料。
他は500円。