淵本 文枝

玉野市築港の宇野駅少し西に去年の9月にココカ古書店がオープンしました。

「ココカ古書店」店内の様子1

店主夫妻は宮本万平さん・しずかさん。

京都・大阪出身のふたりは、旅好きで、万平さんは99か国を旅しています。
そこで玉野の海や食、芸術、海外の人との交流のしやすさ等、様々な魅力に惹かれてここに移り住んだそう。

はじめは、ゲストハウスからのスタートでしたが、去年から古書店もオープン。
Book/Cafe/Barという、古書に囲まれながら、お茶をしたり、夜はお酒と地元の海産物を中心とした料理を楽しんだり旅人と地元の人たちとの交流の場にしたいと語ってくださいました。

「ココカ古書店」店内の様子2

ココカとは、ハワイ語で角という意味。
街角の人が集う古書店で、世界中の人が酒を酌み交わし、交流を深めることができるよう、早くコロナが終息してほしいです。

現在、好きな本を何冊か選び、バスケット・ラグ・マップを貸し出して出かけてもらう、Puke-Nic(本をもってのピクニック)を開催中。
場所が変わると同じ本でも印象がかわるとか。
海を見ながらの読書もいいですね。

あと、米粉のたい焼きがここの古書店の名物だそう。
イートインもテイクアウトもできますよ。

午後は、同じく玉野市築港のシェアハウスUZにお邪魔しました。

「シェアハウスUZ」外観

ここは曜日別に出店者が変わるのですが、金曜日は出張カレー屋さん、ツドイバ器。

オーナーは横畑光一さん25歳。
半年前まで東京で美容師として働いていたそうです。

「ツドイバ器」オーナーの横畑光一さん

自分好みのカレーを阿佐ヶ谷で間借りの店舗で提供すると、なかなかの評判で、地元岡山に帰ってきて、本格的に出張カレー屋さんを始めたそうです。

しかも、キーマカレーのみで勝負。
キーマは様々なチャレンジができてこだわり甲斐があるのだとか。

今までも、さばと納豆・マーボーナス・レモンとジンジャー・赤味噌パインなどいろいろなキーマカレーを生み出しました。
今日は、新作、ゴボウとシイタケの味噌キーマカレー。

本日のランチの看板

和風の食材だが、カレーのピリ辛が後から追いかけてきて、旨味の深さが感じられる甘辛ピリリでばっちり!
おいしかったですよ。

ゴボウとシイタケの味噌キーマカレー

色々なところに出没していますので、スケジュールをチェックしてみてください。

お客さんに、店のほうから近づける出張方式はなかなか良いシステムです。
特に若い方はチャレンジしやすく、このような場所の提供が増えているのもいいですね。