淵本 文枝

岡山市中区浜の夢二郷土美術館にお邪魔しました。

夢二郷土美術館

3月7日まで、松田基コレクションX・夢二名品展が開催されています。

初代館長、松田基氏が収集した約3000点の竹久夢二作品のコレクションの中から、今回100点と、今年生誕100年を迎えるガラス工芸家の藤田喬平の作品を特別展示しています。

展示の様子

コレクションを始めるきっかけとなった、最初に出会った夢二の油彩『女』や、芸子さんが炬燵にあたる団欒風景を描いた屏風、『こたつ』など、心の詩を描いた選りすぐりの名品を展示。

松田基氏は、国際的に高く評価されたガラス工芸家、藤田喬平氏とも交流があり、自ら集めた名品がずらり並んでいます。
フジタのドリームボックスと称された金が浮かび上がるガラス箱や、ガラスが流れる瞬間を切り取ったような花瓶など、手吹金彩による上品で華やかな作品を楽しめます。

手吹金彩の作品

夢二以外の作品が特別公開されるのは、年に1度です。
二人の芸術家の作品をご覧ください。

午後は、岡山市北区中牧にある、牧山クラインガルテンに岡山市地域おこし協力隊の伊藤勢也さんを訪ねました。

伊藤勢也さん

伊藤さんは牧山クラインガルテンのPRと、牧山地区全体をもっと広く知ってもらおうと頑張っています。

ここは、7ヘクタールの敷地を主に農園として区画分けして貸し出しているのですが、野菜・花などを育てるだけでなく、区画内で、育てて収穫した農産物をバーベキューで食べるなど、実はいろいろな楽しみ方ができる所。
工夫次第のようです。

牧山クラインガルテン外観

借りるのも、個人・グループ・企業など様々で、小農園ですと、25平米で年間9,000円ほどから。
中にはラウべという小屋がついている農園もあります。

毎週土曜日には外カフェを開催!
コーヒーやシャインマスカット入りのカレーなどを用意して地域の人と、ここを訪れる人との交流が図れるイベントを実施しています。
興味のある方は、まず、この外カフェに参加してみてはいかがでしょう。

毎週土曜10時から12時まで。
明日もあります。