淵本 文枝

范曽美術館

2020年02月14日

岡山市東区西大寺上の両備バス西大寺バスセンター2階にある范曽美術館は年に3日間しか開館しません。
毎年西大寺会陽に合わせ、その前後を含め3日間の特別開館です。
今日から16日(日)まで。



中国人画家の范曽氏は現在81才。
人物画、書、詩や文章も通じた三絶の人と称えられています。
100点のコレクションの中から43点の展示で、干支にちなんだ雪舟童子図、20年ぶりの展示となる屈原卜占図などが並ぶ。



人物画はどれもきりりとした表情が印象的で、それに添えられた漢詩の書がリズミカルで美しい。
繊細で力強さも感じる作品です。
これ程作品が揃っているのは中国はもとより、他にありません。
范曽氏が若い頃から初代館長の松田基氏と親交があったからだそうです。
年に3日だけの開館です。
お見逃しなく!






午後は岡山市東区神崎町の神崎緑地公園にお邪魔しました。



16日(日)10時~15時まで太伯振興梅まつりが開催されます。
今が見頃ということで園内は梅の花の甘い良い匂いが漂っていました。
紅梅、白梅、枝垂れなど6.3ヘクタールの敷地に20種類520本植えられています。





綺麗!当日は50臼もの草餅つき実演販売やステージイベント、梅園の中での抹茶席、梅ジュースのお接待など盛り沢山です。
今年で23回目のおまつりとなり、すっかりおなじみになりました。
県外ナンバーでお越しのお客さんもたくさん来られるそうです。
備前平野に春を呼ぶ西大寺会陽に合わせたおまつりですが、梅の花も今が見頃で春到来です!
梅の花の見ごろは3月上旬までという事です。