淵本 文枝

海棠まつり

2019年4月5日

小田郡矢掛町上高末にある曹洞宗吉祥寺には古くから海棠という薄紅色の桜に似た木があります。
毎年ソメイヨシノよりも1週間程遅く開花しますが、来週14日に海棠まつりが開催されます。
今年は桜の開花が遅かったので、同時に楽しめそうです。
きょうは咲き始めというところでしょうか。
濃いピンクのつぼみがパンパンになって、全部開くと華やかになるだろうとワクワクしました。
14日の海棠まつりは和太鼓のえんそうや子ども神楽、やかっぴーと写真撮影、地元青壮年会の皆さんによるヤマメの塩焼きなど、美味しい物もたくさん。
10時~15時までです。
この花はその美しさから美人にたとえられているそう。
美人になりたい人もそうでない人も、お参りしてみては?




午後は井原市美星町の中世夢が原に行きました。
ここには中世の生活を再現する建築物やたくさんの体験設備があります。
大小14棟茅葺屋根の建造物がありますが、きょうとあすの2日間15時から16時まで茅の葺き替え作業の見学会が実施されます。
今日お邪魔したのは、城主の館の庫裡の葺き替えを行っているところ。
この道63年の茅葺職人の山本さんに伺うと、雨漏りしないように丁寧に茅を重ねて締めていく技があるということ。
見学会ではヘルメットをかぶって屋根に少し上がることもできるそうです。
直接職人さんにお話も聞けます。
県内では茅葺職人は県北と県南に2つの業者しかないということ。
貴重な機会ですので是非ご覧ください。