淵本 文枝

金時人参

2018年12月21日

倉敷市船穂町柳井原の高梁川の河川敷に広大な金時人参の畑があります。

ここは昔からきめの細かい砂地で、金時人参の産地になっています。

今日訪ねた大久保 邦行さんもお正月に欠かせない食材である金時人参の収穫に追われていました。

まっすぐ砂の中ですくすく成長した金時人参はなんと50センチ程の長さに。

真っ赤な色はリコピンで、抗酸化作用がビタミンBの100倍とか。

その場で丸かじりしてみたら、なんと!甘い!

まるで柿をかじったような感じで、もはや野菜ではなく、果物の様でした。

JA岡山西船穂直売所で買うことが出来ます。

1月中まで出荷は続きます。

 

午後は、早島町の鶴崎神社に行きました。

毎年この時期になると、宮司の太田浩司さんは地元の特産品のイ草を使って来年の干支づくりに励んでいます。

来年の干支の亥・イノシシが完成したということで25日の公開を前に一足先に見せてもらいました。

イグサのいい匂い、畳表の切り落とした縁の部分でつくっているので、毛の流れがリアルでとても上手くできていました。

映像ではまだお見せできませんが、鼻先を敢えて上に向け勢いを出し、タテガミを少しデフォルメして力強く表現しています。

25日から2月3日まで拝殿前の大松の下に展示されます。

31日から1月3日までは夜間ライトアップも。

元日、2日は新春行事もありますので、お参りしたら、い草ジャンボ干支もご覧ください。

体長は2m10センチもある縁起物です!