淵本 文枝

岡山市東区災害ボランティアセンター

2018年7月20日

岡山市東区竹原の上道公民館に、岡山市東区災害ボランティアセンターが開設されている。西日本豪雨から2週間が経ち、現状をレポートした。このエリアは砂川の堤防の決壊で床上浸水した家屋が多く、今日も床材をはがし、床下の泥を取り出したり、一度はまだ使えるだろうと残しておいた家具などがやはり使えないと判断されたものを第2陣として運び出す作業などに追われていた。上道公民館前の上道公民館グラウンドには次々と災害ゴミが運び込まれ山のようになっている。今日は、和気閑谷高校の生徒が90人もボランティアとして参加してくれたおかげで、総勢160人集まった。だが、先日の3連休は1日に600人のボランティアの参加があり、平日はやはり数が少ない。ボランティアセンターでは、コンスタントに長い期間にわたり、ボランティアに協力してして頂ければ、という。水害の場合、濡れてしまった建材などを一旦乾かしたりしなければならず、どうしても時間を要することがあるからだ。今日私がお会いしたボランティアの人達は、高校生、子どもを実家に預けて参加してくれた主婦、「いてもたってもいられず来ました」と言う、初参加の方から、先週から数えて5回目になる方まで。暑さと戦いながら、作業を手伝ってくれていた。