
SDGsを目指す企業、新しく起業した企業、歴史ある企業など、地域社会とともに成長していく岡山・香川の企業のトップに「夢」と「未来図」を語っていただくインタビュー番組。 インタビュアーは国司憲一郎。
2025年11月29日(土) 放送 [ 再放送:2025年12月1日(月) ]
(株)橘屋(愛媛県今治市)
取締役 阿部 廣 氏
愛媛県今治市国分に本社を構える橘屋、社名から受けるイメージとは違い、外航海運業を営んでいる。
ケミカルタンカーなど15隻を保有、LPGガスやプロピレン、タイヤの原料となるブタジエンガスなどを運び、海外の海で活躍しているのだ。
ご存じのように今治は国内有数の造船都市、地元で購入した船で、海のビジネスを展開する橘屋は、2025年、創業65周年を迎えた。
実は、創業時の事業はタオル製造、なので「橘屋」という屋号もうなづける。
縁あって祖父の代に海運業に乗り出したが、タオル製造はつい最近売却するまで、行っていた。
3代目の阿部取締役は、現在31歳の若さ。
海務・工務監督という肩書も示すように、現場で海外でオフィスで大活躍中、3年ほど前から新しい事業も立ち上げた。
それが、船舶リサイクル事業だ。
車と同じように、売りたい客と解体工場を結ぶ立場で、リサイクルの輪を作る橘屋。
解体は、バングラデシュやインドの解体工場=グリーンヤードで行われる。
素材として売られる鉄、付属品の机やいすなども売却、プロペラは分割して国内に逆輸入し、プロペラメーカーで、新たなプロペラとして再生産される。
なんと、救命ボートを小型漁船として再利用する国もあるそうだ。
海を越えて行う船舶リサイクルは、国内で現在のところ橘屋だけ。
しかし、海運大手や商社などの参入も目前で、国内船舶リサイクル事業は注目の的となっている。
番組では、この新しいビジネスの背景や、31歳阿部取締役の若き野望をトップインタビューです。
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