5月31日(水) よる8:00~8:55

岐路を迎えたローカル線 ~JR芸備線の今~

今、日本各地で議論を巻き起こしている「赤字ローカル線」。
岡山県内でも、大きな赤字を抱えながら県北を走るJR芸備線の再編問題が浮上しています。
かつて鉄道は、街の発展の源でした。ところが時代は移り変わり、多くのエリアで利用客は減る一方です。
「大量・長距離輸送」という鉄道の特性を生かしきれない過疎地域に鉄道を残すことが、地域にとって最善なのか?
一方で廃線は、芸備線に生活を支えられている人の“切り捨て”につながるのではないか?
先月、公共交通に関する法改正が行われ、各地で再編議論に拍車がかかるとみられています。
私たちの住む地域が取り残されないためにも、地域のことを一番に考え、令和の時代に合う「ローカル線」の在り方を考えます。