2月8日(水)午後8:56~9:54

世界に売り込め~攻めの農業をめざせ~

昨年9月、イギリス・ロンドンに新見市の紅茶農家・宮本英治さんの姿がありました。生産を始めて12年。海外での販売に向け、紅茶の本場で試飲会を開きました。「目標は世界標準」。試行錯誤と絶え間ない努力で生み出した紅茶は、首都圏の百貨店や紅茶専門店で取り扱われるなど高い評価を得ています。「世界で勝負がしたい!!」ロンドンは夢への第一歩でした。
人口の減少などで国内市場の縮小が危惧される中、政府・与党は、農産品を輸出し、海外で販路を広げる「攻めの農業」を推し進めています。いかにして世界に打って出るのか。
高梁市のJAびほくは「ピオーネ」の本格的な輸出に向け、選果体制を強化しました。
また、赤磐市の室町酒造は、輸出専門の日本酒を生み出すなど挑戦を続けています。
農産品の輸出で新たな道が拓かれるのか。岡山から海外市場を目指す取り組みを追いました。 

※写真=イギリス・ロンドンで紅茶の試飲会を開いた宮本英治さん(右から2番目)