5月4日(水) 午後8:56~9:54

子どもの家~貧困の連鎖を抜け出せ~

放課後、行き場のない子どもたちに食事と居場所を提供する「子ども食堂」の取組みが、いま全国的に広がっている。6人に1人と言われる「子どもの貧困」の解消に繋がるのではと注目を集めている。
岡山県内でいち早くその取り組みを始めたのは、県南の団地内に出来た「子どもの家」だ。ひとり親家庭の子どもや虐待を受けている中高生たちを、毎日地域のボランティアが受け入れ、無償で食事を提供している。
過酷な家庭環境の中で「育っていない」子どもたち・・・高校受験の日に寝坊して試験を受けられず進学できなかった生徒もいるほどだ。喧嘩に煙草にと、日々荒れる子どもたちと苦闘する「子どもの家」の3か月を追った。