7月15日(水) 午後8:56~9:54

岡山・香川 戦争の記憶を継ぐ

太平洋戦争の終結から70年。RSKではこれまでにも、多くの民間人の死者を出した岡山空襲などを中心に、戦争とは何だったのかを描いてきました。しかし岡山空襲以外にも、岡山・香川にはまだ様々な戦争の体験談が埋もれています。戦争体験者が高齢化する中で、番組では岡山・香川の埋もれたストーリーに光を当てようと考えました。「米軍の機雷で約200人が死亡した旅客船事故」「香川県にあった特攻基地」「水島にあった地下軍需工場」という、これまであまり語られることのなかった3つのストーリーを、様々な証言でひも解きます。記憶が風化し、語られることの少ない中で得られた証言からは、「私たちが住む岡山・香川も戦場だった」と痛感させられます。


写真=機雷による客船沈没の遺体収容について語る体験者