2月4日(水) 午後8:56~9:54

発生!鳥インフルエンザ~8年ぶり 岡山で…~

今年1月15日夕方、岡山県による第一報に地域がゆらいだ。
「高病原性鳥インフルエンザの発生が疑われる事例…」
鳥インフルエンザの発生は、岡山県では2007年以来8年ぶりのことだ。
発生地は岡山県笠岡市の養鶏場。飼育数20万羽の大農場だ。
県職員や自衛隊員数百名を動員しての殺処分が始まった。
遺伝子検査の結果、今回のウイルスは「H5N8亜型」と判明。
「厄介なウイルスが日本国内に持ち込まれてしまった…」と京産大鳥インフルエンザ研究センターの大槻公一センター長は危機感を募らせる。
2014年、韓国では鳥インフルエンザの発生が過去最高の253件を記録した。
その理由が今回の岡山と同じ「H5N8亜型」だったからという。
「H5N8亜型」は、いったいどのような特徴を持つのか?
感染経路は?そして人への影響は?
我々は鳥インフルエンザの脅威にどう立ち向かうべきなのか。
笠岡における発生のドキュメント、そして鳥インフルエンザへの対策を取材した。