岡山おでかけ羅針盤では、週末のおでかけ情報、美術館・ギャラリーなどのアート情報、スポーツイベント情報などを発信しています。
「乕徹(こてつ)」特別陳列

江戸時代の前期に活躍した刀工・乕徹の作品などを紹介する特別陳列が、岡山県立博物館で始まりました。

装飾が施されず、均一で美しい刃文は、実用性を追求した結果だといいます。
岡山県立博物館では、よく斬れることで知られ、新撰組局長の近藤勇も愛用していたと言われる、乕徹が紹介されています。
乕徹の中でも、一番の出来といわれるこの作品は、個人が所有しているため、年に数回しか見られない貴重なものです。
このほか、鎌倉時代から明治時代初期の備前刀も、あわせて展示されています。
特別陳列「乕徹」は、岡山県立博物館で6月2日まで開かれます。

洋菓子でスイーツ芸術祭

瀬戸内国際芸術祭が、いよいよ今週末の26日に開幕します。
これに先駆けて「スイーツでアートを」と、パティシエによる洋菓子のアート展が、高松市で始まりました。

爽やかな水色のクリームを使ったケーキです。
瀬戸内海の波打ち際をイメージしました。
菓子のアート作品展「スイーツ芸術祭」は、高松市の丸亀町グリーンにある、菓子工房ルーヴのおんまい店で開かれています。
瀬戸内国際芸術祭の開幕に合わせて初めて企画し、コンテストの受賞歴もあるパティシエなどが手がけた作品が並びます。
高さ1m50cm、甘い香りに包まれたウェディングドレスです。
約1000個の白いバラは、砂糖を主な原料とした「シュガーペースト」で、一つ一つ作っています。
迫力のある2頭のライオンの像は、チョコレートで出来ています。
ほぼすべてを食べることのできるアートです。
スイーツ芸術祭は、5月31日まで開かれます。

岡山県の企業などが所蔵する、近現代美術の名品を集めた「美術巨匠逸品展」が、瀬戸内市で開かれています。

一般には公開されていない貴重なコレクションの数々に、目を奪われます。
瀬戸内市立美術館で始まった美術巨匠逸品展です。
岡山県の15の企業などが所蔵する、明治以降に活動した近現代美術の巨匠の絵画など60点が展示されています。
9割程の作品が、美術館に並ぶこと自体が初めてということです。
笠岡市生まれの日本画家、小野竹喬の「京の灯」は、夏の京都の夜の町並みを幻想的に描いた、竹喬の代表作です。
凛とした眼差しで一点を見つめる作品「バレリーナ」は、洋画家・小磯良平の集大成ともいわれます。
美術巨匠逸品展は、6月16日まで、瀬戸内市立美術館で開かれています。

岡山・吉兆庵美術館髪飾りと小道具

江戸時代から昭和初期にかけて、女性を美しく彩った、かんざしを集めた企画展が、岡山市北区で始まりました。

江戸時代には、女性がおしゃれを楽しむ文化が発展したと言われています。
会場には、さまざまな模様や形のかんざし、約200点が並びます。
菊の模様の華やかな、金のかんざしです。
中に埋め込まれたガラスは、当時、輸入された高級品でした。
亀の甲羅を溶かして作られた、べっ甲のかんざしは、丁寧な細工で黄色が黒髪に映えます。
先端に耳かきをつけた実用的なものなど、女性たちの「美」へのこだわりがうかがえます。
岡山・吉兆庵美術館で、8月4日まで開かれています。