岡山おでかけ羅針盤では、週末のおでかけ情報、美術館・ギャラリーなどのアート情報、スポーツイベント情報などを発信しています。
瀬戸内市立美術館で小林陽介遺作展

去年、36歳の若さで亡くなった木彫家・小林陽介さんの遺作展が瀬戸内市立美術館で開かれています。

本質をとらえようと、特徴的な顔とシルエットだけで表現した画家・熊谷守一の像です。
木彫家・小林陽介さんは、破格の存在感を持つ逸材といわれました。
瀬戸内市立美術館で開かれている遺作展は、来年、個展を予定する中で亡くなった小林さんの作品の魅力を、多くの人に知ってもらいたいと企画されました。
その作家人生をたどる木彫など、207点が展示されています。
小林さんが、尊敬した彫刻家・平櫛田中を彫った立像「空二ウカブ顔」です。
その目は息を呑むほど澄んでいて、魂が宿っているようにも見えます。
また、小林さんが亡くなる直前に描いた、絵9点も展示されています。
小林陽介遺作展は、瀬戸内市立美術館で来月21日まで開かれます。

日本文学を気軽に楽しんでほしいと、秋をテーマにした特別展が岡山市北区の吉備路文学館で開かれています。

特別展「立ちどまれば、秋。」には、普段、文学に触れる機会が少ない人にも、文学作品の美しい描写をたのしんでもらいたいと、夏の終わりから秋を感じさせる作品約70点が展示されています。
小説や随筆、俳句など岡山にゆかりのある作家の作品が並びます。
人間国宝だった備前焼作家・藤原啓さん直筆の短歌は蟹の動きに夏の終わりを重ねています。
この特別展は、岡山市北区の吉備路文学館で10月28日まで開かれています。

ユニバーサルデザインと防災

9月1日は防災の日です。
防災に対する意識を高めてもらおうと、岡山県庁で防災グッズの展示が行われています。

岡山県が県内のNPO法人と協力し、毎年、防災の日の時期にあわせて開いているものです。
災害が起きた時に年齢や性別などに関わらず、全ての人が安心・安全に使えるよう配慮された防災グッズや、非常食などが展示されています。
ハンドルを回して電気をため、携帯電話などの充電器にもなるLEDライトもあります。
ユニバーサルデザインに配慮した防災グッズは、9月28日まで展示されます。

「須恵器」について紹介する企画展

5世紀ごろに朝鮮半島から伝わった焼き物「須恵器」について紹介する企画展が、岡山市北区で始まりました。

青みがかった灰色の「須恵器」です。
古墳時代中期の5世紀ごろ朝鮮半島から伝わりました。
企画展では、岡山県でこれまでに発掘されたものが展示されていて、製作方法や使い道などについても紹介されています。
窯を使って、1000度以上の高い温度で焼かれる須恵器は硬い材質で、備前焼のルーツと言われています。
赤磐市の古墳から出土した蓋と台が付いた壷です。
緻密な文様が施されていて、酒などの貯蔵に使われていたとみられています。
企画展「須恵のうつわもの」は、岡山県古代吉備文化財センターで10月8日まで開かれます。